初心者
おっ3
『こだわり』があなたの上達を妨げることもあります。
スイングに迷い、解決策を求めて迷路に嵌(はま)ってしまうことがあると思います。
考え過ぎて身体が動かなくなったり、力みから満足にボールに当たることもなくなったり・・・。
そんな時は、一度すべての情報を削除してしまうのも一つの方法です。
様々な情報から作り上げた『こだわり』があなたの上達を妨げていることもあるからです。
フォームに固執し過ぎると・・・
プロも憧れるスイングの持ち主、アダム・スコット。
こんな風にスイングしてみたいものですよね。では、そこに到達するだけの時間と精神を傾けることはできますか?
憧れのプロのスイングに近づこうとするのは悪いことではありません。
しかし体型や身体能力は充分にマッチしているでしょうか? そして相当な練習量を覚悟できますか?
鏡や動画を確認しながらのフォーム修正を継続し、実際にボールを打つ時にも同じフォームで打てるようになるにはとてつもない努力を必要とします。
さらには、自分に合わないスイングを求めて上達が止まることさえあると思います。
良いフォーム作りは、とても大切です。
『おっ3』は気持ちよく、力まずスイングできることのほうがもっと大切だと考えています。
無理な動きにこだわると・・・
身体が固いのに、無理に大きなトップを作ろうとしたり、お腹が出ているのに、大きなスイングアークを目指したりしても、正直に言えば、できるようにはなりません。(><)
膝を伸ばしたままでは地面に手の先も届かず、身体を捻るにも一苦労の方が無理に大きなトップを作ろうとすると、右サイドを伸ばし、左サイドが縮んでしまうようになります。
俗に言う『ギッタンバッコン』です。
出っ張ったお腹を無視して、大きなスイングアークを目指すと、単にスウェイするしか身体の行き場はなくなります。
無理な動きは、ケガの原因にもなります。
では、どうすれば良いのでしょうか?
勇気を持って、情報を削除!
あなたに合わない情報は、どんなにたくさん持っていても自身のスイングに反映されることはありません。
ローリー・マキロイのスイングに憧れても、身体が固くて筋力も人並みでは、残念ながらそこには届きません。
ここは勇気を持って、『過剰な情報』と『こだわり』を一端は削除することをおススメします。
これによって、アタマが整理されて動きもシンプルになる事が期待できます。必要なものは、あなたに合ったシンプルなスイングです。
『情報』と『こだわり』の整理を試みると、力みが消え、余計な動きも排除した、何度でも繰り返し正確に再現できるスイングの発見があるかもしれません。