カップの大きさは、なぜ直径108ミリなのでしょう?

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カップの大きさは、なぜ直径108ミリなのでしょう?

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パッティングの調子がいいときにはバケツのように大きく見えますが、不調のときは牛乳瓶ほどの大きさにしか見えないのが、グリーンに切られたカップです。

もちろん、その大きさはルールによって直径4.25インチ(約108ミリ)と決められています。

カップの大きさを決めたのは伝説のゴルファー、トム・モリス

好不調によって大きく見えたり、小さく見えたりしても、このカップの大きさが絶妙な大きさであることは、このルールが決められてこの120年以上、大きさが変わっていないことでもよく分かります。

それでは、この絶妙な大きさは、どうやって決められたのでしょうか?

19世紀の半ば、ゴルフの聖地であるセント・アンドリュースに、トム・モリスというコース管理人がいました。

といっても、彼はただの管理人ではなく、全英オープンに4度も勝っている伝説的な名ゴルファーなのです。

たまたまあった水道管カップの大きさになった

モリスはコースに手を加え、徐々に現在のような形にしていきましたが、唯一気に入らなかったことが、ホールの作り方でした。

当時は、ただ適当に穴を掘っただけだったのです。

それでは、日によってカップの大きさは違ってきますし、使っているうちに穴も広がってしまいます。

そんな1865年のある日のこと、モリスが閃いたのが、水道管を切ってはめ込むという方法でした。

彼はたまたま手近なところにあった水道管を切って使ってみたところ、当然のごとくホールの大きさはいつも一定だし、広がってしまうこともありませんでした。

トム・モリスの見つけた水道管が、あと1インチ大きかったら…

このアイデアは、あっという間に周辺のコースに広がり、採用されました。

1891年には、ゴルフの総本山であるR&Aにも正式なルールとして採用されたのです。

カップの大きさは直径4.25インチ、モリスがたまたま使った水道管の直径がそのまま現在に至っているというわけです。

彼の見つけた水道管の直径が、もしあと1インチ大きかったら、ゴルフの歴史も変わっていたことでしょうね。

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