シューズの各部分の名前を知っていますか?名前があるものには役割があります
足の保護と能力向上
シューズの役割は『足の保護』と『能力の向上』、この2つしかありません。
シューズを履くことで、歩くことや走ったりすることを楽に行うことができます。
ゴルフの1ラウンドでは、10キロ弱歩くと言われています。
歩数にして1万歩前後!!
もしゴルフを裸足で行うって考えた場合、どうでしょうか?
相当な負担が足にかかると思いませんか?
シューズは、関節や筋肉に負担がかからないように、下から私たちの身体を守ってくれているのです。
縁の下の力持ちと言ったところです。
ではどのようにして『足の保護』と『能力の向上』を行っているのかを次の項で説明していきたいと思います。
シューズの解剖
人間の顔にも目や鼻、耳などそれぞれ名称がありますよね。
シューズにも各々名称があります。
詳しくは画像をご覧になってください。
名前が付いているってことは役割があるということ。
今回は『靴の命』と呼ばれる、ヒールカウンターに着目したいと思います。
靴の命:ヒールカウンター
ヒールカウンターは『靴の命』と呼ばれています。
これがなければ靴ではないと言っても過言ではありません。
ヒールカウンターの役割は、
①体幹の働きを補助する
②踵(かかと)の骨の安定性向上
③靴の履き口の形状を保持
④歩く際の進行方向を誘導
など、非常に重要な役割を果たしている部分。
ゴルフでいうと、スイング時の足元の安定性やスイングの安定性、歩く際の疲労軽減に関与してきます。
自分のシューズにヒールカウンターがあるかどうかは画像のようにかかとを潰してみてください。
潰れなければ問題ありません。
まとめ
シューズの一つ一つにきちんと役割があります。
そこにこだわることで理想のスイングへと一歩近づけるかもしれません。
次回は靴の背骨と言われる『シャンク』について書いていきたいと思います。
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足と靴の調律師 中田翔
厚生労働省に認可されたリハビリテーションの専門家理学療法士として15年外来のクリニックに勤務しており、足の疾患を専門にオーダーインソールを作成。(延べ1000人以上)
インソール作成された中には、ツアー参戦中のプロゴルファー、プロバスケット選手実業団選手など。
また、靴とインソールに特化した資格NPOオーソティックソサエティ認定フットケアトレーナー、FSIオーソペディシューカウンセラー、シューフィッティングアドバイザーを取得している。
現在は、理学療法士や柔道整復師や地域の小中学校やゴルフフィットネスクラブに赴き、靴の重要性を知ってもらうためにセミナー活動を行っている。
https://www.facebook.com/shou.nakata.7
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