ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
55歳から始めるゴルフ。初ラウンドでの100切りを目指す(その1)
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、55歳からゴルフを始めたtk様のお話です。
ビッグキャリーゴルフショップ
会社人間のtk様は、定年後のためにゴルフを始めると決め、友人に練習場に連れて行ってもらったのですが……。
「肩を回せ」「腰を捻ろ」「手を高く上げろ」
などいろいろ言われたものの、何を言われても上手くできず、友人にゴルフスクールに入ったほうがいいよと言われたそうです。
大勢の生徒の中で恥を書きたくないので、プライベートレッスンの教室をインターネットで探したところ当店「ビッグキャリーゴルフショップ」がヒットしたとのことでした。
これからゴルフを始める。
tk様「これから始めようとしている初心者なのでゴルフのことは何も分かりません」
私「何か、スポーツの経験はありますか?」
tk様「何もこれというスポーツはしていません」
私「ご自分で運動神経はいい、悪い、普通、どの程度ですか」
tk様「自分で思うに、普通より少し悪いくらいだと思います」
私「分かりました。まずゴルフというスポーツに慣れるために、ご自宅でできる練習方法をお教えしますので実行してください」
まず、パターの原理と打ち方をレクチャーさせていただきました。
パターの自宅練習は、できるだけ毛足の短い絨毯で、みかんの缶詰を立て、それをカップに見立てて当てる練習をしてもらいます。
できるだけ多く練習できるように、5回連続でみかんの缶詰に当てるとか、ゲーム性を取り入れて楽しんで練習をしてください。
パターの練習は皆さんなかなかなさいません。
特に初心者の方はパターの練習を軽く見ているのか、重要性を理解していませんので練習をしません。
しかし、ショットの半分はパッティングです。
パッティングという動作に慣れるためにも練習をしっかりおこなってくださいとお願いしました。
スマホでゆっくり素振りを録画
次に、ゆっくり素振りです。
アドレスからフィニッシュまでをひと工程として、1から30まで数を数えながら、ユックリと行う素振りをお教えしました。
アドレスはこうですよ、テークバックのこの時はヘッドはこうなりますよ、トップではこの形になりますよ、と私の動きを説明しながらスマホで動画に撮りました。
そのスマホの動画を見ながら、毎日ユックリと素振りをするようにお願いしました。
tk様の現状を見て、勝手ですが、私の目論見は、初ラウンドで100を切るとしました。
夢のような話ですが、可能性はありそうです。
初心者の方は、ボールを打ちたい物ですが、闇雲にボールを打ってもいいことはありません。
まずは、ユックリ素振りで型を作り、少しずつ早く振る練習をしたほうが効果的です。
次回は、実際にボールを打つ練習です。
私の書いた本に「100の壁にさよならをする」という本があります。
100切りを目指している方はぜひ読んで見てください。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。