ゴルフコース・練習場
Karen
ゴルフ場ビジネスについて考える~将来生き残るゴルフ場とは?①~
儲かっているゴルフ場とそうでないゴルフ場の差ってどこに感じますか?
儲かってそうなゴルフ場とそうでないゴルフ場
いろいろゴルフ場に行っていると、「このゴルフ場儲かってそうだな」と思うときと「このゴルフ場大丈夫かな」と思うときがあります。
私もゴルフを始めたばかりのときはそんなことを気にする余裕も、評価する基準も持ち合わせていませんでしたが、最近そういうところが気になるようになってきました。
差が出る設備・サービス
儲かってそうなゴルフ場は、例えばトイレやロッカールームがすごくきれいで、比較的設備も新しく、洗面台やお風呂場にいろいろアメニティが置いてあったりします。
またコースも芝生はもちろん、設備や小屋などとてもきれいに手入れされていて、プレーしていて気持ちいいです。
従業員の方のサービスも丁寧で、気が利き、受付一つとっても、また来たいと思うような方々が働いています。
一方でそうでないところは、その逆で、設備に古さを感じ、消耗品は必要最低限、コース途中にあるトイレは汚くて気持ち悪い。
従業員の方も作業的な対応が多く、あまりサービスされているという気が持てません。
ゴルフ場を取り巻く環境
ゴルフ人口はバブルのころから大きく減少、ゴルフ場も倒産間近で、預託金や土地の原状回復義務などの関係で閉鎖するにも閉鎖できない、という話をよく聞きます。
近頃は外資系のファンドが複数のゴルフ場を管理し、消耗品などの費用を共通化しコストを低減したり、預託金なし・リーズナブルな年会費の会員制度を設けたりと、今までの日本になかったゴルフ場経営も出てきました。
こんな環境ですから、淘汰されるゴルフ場があって当たり前です。
オリンピックがあるとはいえ、人々の趣味は多様化し、人口も減っていく日本にあって、今後ゴルフ人口が増えていくことはないでしょう。
ではそんな日本で、生き残っていくゴルフ場というのはどのようなゴルフ場なのでしょうか。
次回はいくつかのタイプに分けて、将来のゴルフ場について考えてみたいと思います。