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ゴルフクラブ

もーりー

【手首の動きを抑えたいなら!】“スーパーストローク”のパターグリップ!

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

“スーパーストローク”(SUPER STROKE)、ここ数年勢力を拡大しているパターグリップです。

皆さんの中にもこのグリップを装着したパターを使っている人は多いのではないでしょうか。

使ったことがない、という皆さんでも一度は目にしたことがあると思います。

そして何を隠そう、私もスーパーストロークのヘビーユーザーです!

2017年は世界で58勝!

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この数字は、2017年にスーパーストローク使用選手が日・米・欧のツアーで優勝した回数です。

ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス、セルヒオ・ガルシア、ジェイソン・ダフナー、フィル・ミケルソン、テレサ・ルー、青木瀬令奈と、そうそうたるメンバーがスーパーストロークを装着したパターを愛用しています。

スーパーストロークが人気の理由は、なんといっても特許技術である“ノーテーパー・テクノロジー”です。

一般的なパターグリップは他のクラブと同じで、テーパー(勾配・先細り)がついているため、手元が一番太く、先になるにつれ細くなります。

そうするとどうしてもボールを打つ際に右手を使いがちになりまして(順手グリップの場合)、繊細なタッチを要するパッティングのデメリットになりやすい部分になっていました。

それに対してスーパーストロークのパターグリップは、太めのグリップ径でなおかつグリップの横幅がほぼ均一の形状です。

そのため従来のテーパーのついたパターグリップに比べて、(順手の右打ちなら)右手に余計な力が入りづらくなり、左手主導での安定したパッティングができるようになります。

またグリップ表面のスリット(切れ込み)と粘着性に優れた表面コーティングで、滑りにくい構造になっています。

スーパーストロークのすごさはグリップの軽量化にあり!

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しかし、右手と左手のグリップする位置の太さが同じになる「パラレルタイプ」の太グリップが余計な動きを抑えてくれるというのは、ずいぶん前からわかっていたことです。

どうしてスーパーストロークの登場までパターの太グリップはブレイクしなかったのでしょうか。

その理由はグリップ重量にありました。

実はスーパーストローク以前の太グリップは、グリップ重量が100グラムを軽く越えていたので、パターバランスがとれなかったのです。

スーパーストロークは重量が50~100グラムの範囲内におさまる軽量化に成功、パターバランスを崩さずに装着できるようになりました。

今やオデッセイを中心に、最初からスーパーストロークのグリップを挿した新商品が続々と市場に出回るようになりました。

自分にあった“スーパーストローク”を選ぼう!

このスーパーストロークは、グリップ形状やグリップ径(太さ)がかなり豊富です。

また同じ形状でも、最近流行りの重めのクラブヘッドに合わせて重量のあるモデルもあります。

形状にしても、前面が平らで側面と後面が丸みを帯びているものや、断面がホームベースのような形のもの、それに四角形のものもあります。

特に現在使っているパターのグリップだけを交換するときは、よく吟味してから選びましょう。

スーパーストロークを初めて使う方は、パターメーカーが最初から装着して販売しているモデルを使うのが無難かもしれませんね。

最近パターの調子がいまいち、という皆さんはスーパーストロークのグリップを使ってみる価値はアリかもです!


というわけで今回はこのへんで。

それでは、また!