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ロストボールがなくなる?スマホにつながるゴルフボールが誕生する!?
何でもインターネットにつながる時代。
サッカーボールではすでに製品化されているようですが、ジャイロセンサーを搭載したゴルフボールが誕生するかもしれない、という話題を紹介します。
目次
米国オンコア・ゴルフテクノロジー(OnCore Golf Technologies, Inc.)社が開発中
このゴルフボールは、名付けて「GENiUS BALL」(天才ボール)。
このボールの中には、写真のように電子回路(ジャイロセンサーなど)が埋め込まれていて、様々なデータを計測し、ブルートゥースでプレーヤーの持つスマホにリアルタイムに転送できるというもの。
(1)ボール初速度
(2)打ち出し角度
(3)スピン量
(4)弾道軌跡
(5)キャリーとランの距離
(6)ボールのある場所
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などがわかるようになるかもしれません。
ところで、
・ボールをヒットした時の衝撃に耐えられるの?
・必要な電源はどんなふうに供給するの?
・ボールのバランスは大丈夫なの?
といった単純な疑問が沸いてきますが、パイオニア精神でこういった難しい課題にチャレンジする米国はさすがですね。
もし実用化できたとしても、練習用に限られるかとは思いますが、ゴルフのスキルアップにつながるかもしれません。
2018年中の製品化を目指しているようですが、どうなるのか興味があります。
オンコア社は、世界初の「中空金属コアボール」を実用化
このボールは、コアの部分が中空になった金属コアボールで、オンコア社が世界で初めて実用化したものです。
中心を空洞にすることで、重心が通常のボールより外側に移動することで慣性モーメントが大きくなり、余分なスピン量を減少させることができるとのこと。
2016年から発売されているようです。
これでUSGA公認球というから驚きですね。
ただ、このボールを使っているPGAプレーヤーはまだいないかと思います。
冒頭の「GENiUS BALL」と合わせて、暖かく見守っていきたいものです。
IOTからIOE、そしてIOBの時代へ!?
IoT(Internet of Things)からIoE(Internet of Evrything)、そして今やIoBという言葉まで登場してきました。
IoBは、“Internet of Ball”ではなく、“Internet of Bodies”です。
IoBには、三つのステージがあるとされています。
(1)ウェアラブル
これは、運動量や心拍数、睡眠の質といった計測をする「Apple Watch」の様なものです。
(2)体内内蔵型
これは、指や腕などの体内に半導体チップを埋め込むようなものです。
(3)脳内接続型
この段階になると、脳の記憶容量を増やしたり、脳と外部の情報を直接やり取りするデバイスを体内に埋め込んだりする時代になります。
SFまがいの時代は本当に来るのでしょうか。
そうなると、先ほどの「天才ボール」もスマホを経由しないで直接情報をシェアできるようになるわけです。
いずれにしても、これからも科学技術の進歩には目が離せません。