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競技ゴルフのススメ 第8話 競技会場ゴルフコースと対峙

今回も第7話までの続きです。

インターネットゴルフメディアサイトが主催するアマチュア競技会個人戦での経験を「自分と競技会場のゴルフコースとの対峙」という視点からお話します。

毎年同じ競技会が開催されるゴルフコース

アマチュア競技会の競技会場のリストを毎年眺めていると、「同じ主催団体の同じ競技会が、毎年同じゴルフコースで開催されている」というケースを多く目にします。

今回は、そうしたゴルフコースの1つであり、私自身が数年に渡って同じ競技会でラウンドした「静ヒルズカントリークラブ」さんを事例として書かせていただきます。

私は、出場した全競技会の全競技会場ゴルフコースに対して、同じくらい真剣に対峙しようと努めてきたつもりです。

しかし、やっぱり、このコースは特別の場所です。「因縁の地」と言いたくなるくらい「思い出深いゴルフコース」です。

「今回のこうした記事を投稿・公開する事」に対して、ゴルフ場スタッフ様からもご快諾をいただけました。深く感謝しています。

上記の写真は「クラブハウスのエントランス」の様子です。

そして、もう1段上の記事タイトルの写真は「クラブハウス側から見た18番ホールのグリーン」です。

コースマップは必需品

「ゴルフコースと対峙」するには「コースの各ホールの研究と攻略プランの検討」は重要だと思います。

そのためには「コースマップ(コースレイアウト図)」は必需品でしょう。

写真は「キャディさんが所持されていたコースマップの表紙」です。

こうした「公式に提供されているコースマップ」を購入するのは、一番確実な方法でしょう。

一方で、「インターネットなどを利用して、著作権の面から無償で入手・転用可能な画像等を利用し、コースマップを自作してみる」のも楽しい事です。

コースマップを持参して、ラウンド中にショットの前に目を通せば、以下のような情報を再確認できます。

・グリーンとグリーン周りの形状および傾斜
・ハザードやドッグレッグコーナーまでの距離
・左右のOBゾーンやウォーターハザードなどの有無

ただし、コースマップとにらめっこになり過ぎて、スロープレーにならないよう注意しましょう。

ゴルフコースの歴史や設計者にも想いを馳せる

写真は「クラブハウスのロビーの壁にかかっているパネルの1つ」です。

約20年ほど前に、中嶋常幸プロの設計監修のもとでコースの大改修が行われました。その中嶋プロも関わっているアカデミーに関するの情報の掲示板です。

ゴルフコース研究を進めていくと「各ホールの各場面でどんなショットが必要になるか」が分かってきます。

こちらのコースではあらゆる種類のショットが必要とされる事が分かりました。もちろんパワー・飛距離も必要です。

プレースタイルは人それぞれ違うものでしょうけど、どんなプレースタイルであっても、苦手な場面・苦手なショットを減らしていく、というのは、とても大事だと感じました。

「ヒルズから世界へ」という中嶋プロとカントリークラブからの想いを肌で感じられます。

いざ勝負!

写真は「クラブハウス内の一角で、ホールアウト後のアテストに使われるテーブル」です。

アマチュア競技会というものは、英検や簿記などの資格検定試験に近い要素があるものだと、私は思っています。

毎年同じゴルフコースで開催される同じ競技会に参加すると、自分のゴルフがどのくらい成長したのか? はたまた停滞しているのか? を実感しやすいと思います。

各ホールの各ショットを狙い通り・思い通りに打てて、スコアも良く、順位も良かったら、自分の成長を実感できて、とてもうれしい気持ちになります。

コースに育てていただく

写真は「練習場の入り口」です。このクラブは練習施設もとても充実していて素晴らしいです。

「コースがゴルファーを育てる」という言葉あります。

通常は「ゴルフクラブ・カントリークラブの正会員となって、そのゴルフコースを年間に何十回とラウンドするゴルファー」に対して当てはまる言葉なのだろうとは思います。

しかし、そのゴルフコースのラウンド数は年に1、2回しかなくとも、それがアマチュア競技会でのラウンドであったなら、コースマップを準備し活用しながらのプレーとなります。

それは、数は少なくとも、全身全霊を懸けたコースとの対峙になるでしょう。

そうすれば、少なからずは「コースに自分を育てていただける」ものだと、私は信じています。

今回も「とてもハッピーなシナリオ」を書きましたが、実際には、「あんな場所に池を造りやがって!」と設計者を恨み、「あの池に入れちまうとは下手くそメッ!」と自分の力量不足に憤慨し、ゴルフの内容とスコアに成長・改善が見られず「自分はここまでのゴルファーなのか?」悲嘆した事の方がはるかに多いです。

一人もしくはゴルフ仲間とともに、そんな気持ちで過ごした帰り道・夕食会も、今から振り返ると懐かしい思い出です。

これからも「それの繰り返しの楽しきゴルフライフ」を続けたいと思っています。