Gride

初心者

もーりー

えーっ、1.5メートルのパットがカップインする確率は30%!?

あなたは何メートルのパットまでなら1パットでカップインさせる自信がありますか?

短い距離のパットだからって油断していると痛い目にあうかも……です。

たった20センチで確率はグンと下がる!

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『2メートルのパットを100%カップインできたらトーナメントで毎回優勝できますね』

これは藤田寛之プロの言葉です。

えーっ、プロなら2~3メートルなら楽勝じゃないの? そう思いますよね。

たしかにプロゴルファーは1メートル以内のパットならほぼ100%の確率でカップインできるそうです。

そりゃそうですよね。

しかし藤田プロによると1.2メートルだとその確率は70%、1.5メートルだと……な、な、なんと30%になるのだそうです。

たしかにプロのトーナメントが開催されるコースのグリーンはスピードも段違いでしょうし、アンジュレーションも物すごいだろうから……。

と思いつつも、たった数十センチでそんなにも変わるものかと思うとちょっとビックリですね。

改めて“50センチの差”を体感してみる

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以前の記事で、「ラウンド前の練習グリーンではカップインさせるのは1歩以内の距離で」と書かせていただいきました。

パットが苦手な私は、1歩(約90センチ)以上の距離になるとカップインの確率が異常に下がるので、ラウンド前のメンタル面を考慮した設定距離でした。

ただ今回ショートパットのカップインの確率を目の当たりにして改めて理に適ってるのかなーと……。

たまたまかもしれないけど、それでも自分の経験値や感覚から実践していたことが認められたようで、何だかゴルフ偏差値が上がったような気がしてうれしい限りです♪

ただ喜んではみたものの、よくよく考えると自分の1メートル以内とそれ以上のパットの確率なんて計測したことがありません。

ということでいつも通っている練習場のグリーンで実際に1メートル、1.2メートル、1.5メートルの距離で10球ずつ打ってみることにしました。

結果は1メートルで(10回中)8回、1.2メートルで8回、1.5メートルで3回でした。

別の日にも2回くらい試してみましたが、いずれも1球程度の誤差でほとんど同じ結果となりました。

プロのように20センチの差までは無理でしたが、50センチの差は十分に肌で感じることができたのでした。

1.5~2メートルのパットを日頃から練習しよう

だからといって「プロゴルファーでも外すんだからアマチュアがショートパットが入らないのは仕方がないなー」って精神安定剤代わりにするだけで終わったらもったいないですよ。

精神安定剤(?)は仮にショートパットを外した時に、「プロでも外すこともあるから仕方がない!」と気持ちを切り替える時だけに使いましょう!

1メートル以上のショートパットのカップインの確率が下がるということは、逆にこの確率が上がればスコアアップに直結するということです。

藤田プロも1.5~2メートルの距離のパッティングを重点的に練習するそうですよ。

なんといっても私ではなくトッププロが言っているんだから説得力が違います!

ということでアマチュアこそ日頃から1.5~2メートルのパッティング練習をするべきだと思います。

1.5~2メートルはちょうど練習マットの距離なので自宅でもできますね。

もし通っているゴルフ練習場に練習グリーンがあるよ、という皆さんには私が最近実践している練習方法を紹介します。

といっても何か特別なことをしているわけでもなく、いたってシンプルです。

まず練習グリーンによくある仮のピンを使います。下側が4つの爪みたいになっていてグリーンに刺してあるやつです。

その仮のピンに向かって1.5メートルの距離からパッティングをします。すごく簡単ですね。

ただこれにある条件を加えます。

それは(ゲートボールのように)仮のピンの4つの爪の真ん中にある空間を通して50~80センチオーバーさせてボールを止める、ということです。

4つの爪のどれかひとつにでも当たったらダメです。あくまでもド真ん中を通します。

私の場合は1.5メートルの距離を3回連続成功するまで打ち続けます。

あとは3回連続成功するまでは大好きなアプローチ練習はしない、とかその時々でルールを作ってモチベーションや緊張感覚を維持するようにしています。

今のところは1.5メートルの距離で悪戦苦闘していますので、なんとか実力をアップさせて2メートルの距離にステップアップできたらと思っています。

やってみたらわかるのですが、あえて50~80センチオーバーでボールを止めるためには、ある程度しっかり打つ必要があり難易度が格段にアップします。

地味な練習ですがレベルアップ間違いなしですので、ぜひ試していただければと思います。

それでは。