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ゴルフスイング

ヒッティ

安全!確実!使ってみよう、ランニングアプローチ!

ごきげんよう、ヒッティです。

スコアをまとめる上で大事なのはアプローチですよね。

私の飛距離は、アマチュア女子にしては飛ぶが、プロで戦うのには苦しいという水準でした。

なので、ショートゲームは私の生命線でした。

そこで今回は、ランニングアプローチについて語りたいと思います。

ランニングアプローチとは

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ランニングアプローチは、球が走る、すなわち転がしてピンに寄せていくアプローチ方法です。

私がゴルフを始めたのは20数年前ですが、その頃大人には「7番アイアンで転がしなさい」と教わりました。

でも「フワッ、ピタッ」という上がって止める打ち方にあこがれて、サンドウェッジを振り回し「フワピタ」の練習ばかりしていました。

しかし、時が経つと、転がしゴルフの重要性に気づきました。

クラブ選択と打ち方

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まずクラブですが、ランニングアプローチではふつうピッチングウェッジ(PW)〜7番アイアン程度を使います。

バウンスが多くあり、ロフトも寝ているサンドウェッジでは、構造的に低く転がる球は打ちにくいです。

アドレスでは、ボールを自分の中央から右足側に置きましょう。

普通のショットの時よりも、ボールの近くに立ち、グリップも短く構えます。

ロフトが立った状態で当たるので、普段のアプローチより低く飛び出していきます。

テークバックは低く引いて、フォローも低く出します。この時、左右の振り幅とスピードが一定になることを意識しましょう。

コックを使わずに、パターのような感覚で打ちます。

体重は少し左側に多くかけておくと、手前を叩いてしまうことを防ぎます。

また、距離の調整は、同じクラブで振り幅を調整する人もいますが、同じ振り幅でクラブを変えると楽です。

ここで、冒頭に述べた7番アイアンという選択肢が出てくるんですね。

番手の数字は小さくなるほどロフトが立ち、転がりが多くなるので、グリーンがすぐ近くのラフやカラーからでは7番くらいでも有効です。

こんな時に打ってみましょう

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1.ボールからピンまで障害物がない時
ランニングする距離が必要なので、当然ボールとピンの間にバンカーがある場合には使えません。

2.グリーンエッジからピンまで距離がある時
サブグリーンがないゴルフ場では、グリーンの大きさ(長さ・幅)が30ヤードを超えることもあります。

端っこから端っこまで、パターだと力いっぱい叩かないといけないですよね。

3.2、3段グリーンの上のピンに寄せたい時
カップのある同じ段に「フワピタ」できれば良いですが、落とし場所が限られ、手前や奥に行ってしまった時のリスクが高過ぎます。

転がし上げるほうが、大ケガすることなく寄せられます。


いきなりコースで試しても距離感が合わないと思いますので、ショートコースやアプローチ練習グリーンで距離感をつかみましょう。