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ゴルフスイング

YAMA72

教えて!キレイなゴルフスイングは何で決まる?

キレイなゴルフスイングは、いろいろな要素から決まってきます。

人ぞれぞれに個性は出るものですが、経験上、キレイだと思うポイントは、「動きがスムーズでしなやか」「テンポがいい」「フィニッシュの形がいい」の3点です。

その要素の中には自分のスイングを知って、素振りを繰り返すなどの努力も含まれます。

キレイなゴルフスイングを実現するためのコツを、ここで紹介していきます。

1.自分のゴルフスイングを知ること

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キレイなゴルフスイングを実現するためには、まずは自分のゴルフスイングを知ることから始めるといいでしょう。

そのために、自分のスイングを録画して確認する方法が有効です。

動画に撮っておくと後で見返すこともできますし、以前撮った動画と比べてどのように変わったのかもわかります。

どのようなスイングをしているのかがわかれば、どこをどう変えるといいのかがわかります。

わかってすぐに変えられるものではありませんが、どこが悪いのかがわからなければ変えようもありません。

参考にするスイングのオススメは、べ・サンムンやチャン・インジなど、男女ともに韓国のプレーヤーです。

欧米人のプレーヤーは体格が大きかったり、もとの体力に日本人とは差があったりします。

韓国のプレーヤーは小さい頃から英才教育をされているケースが多く、無駄な動きがなく、とても滑らかなスイングをしているプロが多いです。

2.素振りを徹底的に行うこと

自分のスイングについてわかったら、プロなどお手本スイングと比較して、ゆっくりでいいので悪い箇所を直したスイングをしてみます。

そのスイングを動画に撮っておき、何度も確認して、理想とする形のスイングがどんなものであるかをイメージできるようにしておきます。

理想のスイングができるようになったら、同じようにスイングしている動画を撮っていくことが大事です。

素振りをして動画を確認する作業を繰り返して、理想的なスイングを体に染み込ませていきます。

その後は体が元のスイングに戻らないように意識しながら、徹底的に素振りを繰り返していくことが重要です。

素振りばかりをして飽きてしまうようなら、練習場で1球打つごとに3回素振りをする、というのでも構いません。

キレイなスイングのためにはこのような地道な努力が必要なのです。

宮里藍ちゃんの「太極拳スイング」は、テークバック、トップ、インパクト、フィニッシュとスイングをパーツに分けて考える良い練習方法です。

3. 適切なクラブを選ぶこと

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キレイなゴルフスイングには、自分に合った適切なクラブも重要な役割を担っています。

クラブが重過ぎたらクラブに振り回されてしまいますし、軽かったら体を目いっぱい使ったスイングができず、手打ちになりやすくなります。

クラブの長さも同様に適切なものを選ぶ必要があり、自分の身長に合ったクラブを選ぶことが大事になります。

クラブが自分に合っているかどうかは、フィニッシュを3秒、左足に乗った状態でキープできるかどうかを目安にしてください。

クラブを選ぶ時には試し打ちをしたうえで、スイングをスムーズにできるものを選ぶと良いでしょう。

キレイなスイングができそうなクラブは、手に取って試してみないとわかりませんので、クラブは妥協しないでしっかり選ぶことが大事です。

番外・ストレッチして、しなやかな動きを

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素振りを繰り返せば、ある程度はスムーズになりますが、体が硬いとそもそもキレイな形に体を収められない場合があります。

無理をしてケガをしないためにも、日頃からストレッチをして、柔軟性を高めておきましょう。

普通の素振りだけを繰り返すと、腰や腕などに片側だけの負担がかかるので、右利きの人は左打ちの、左利きの人は右打ちの素振りを定期的にしましょう。