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ゴルフスイング

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アプローチが面白いように寄る!?「12の法則」を教えます!

私がレッスンを受けているプロからヒントをもらい、ラウンドでかなり効果があったアプローチの考え方をお伝えいたします。

アプローチの距離感、ピッチとランの比率についての考え方。

不思議と距離感が合ってくるので1パットが増えます。

アプローチが寄らない。オーバーしたりショートしたり

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ドライバーがナイスショット! フェアウェイセンター。

セカンドのアイアンがショートしてグリーン周り。

何とかアプローチで寄せて1パットでパーを拾いたい。

実際のラウンドでよくあるケースだと思います。

で、1パット圏内のアプローチのはずが、オーバー、ショート。

2パット、3パットでボギー、ダボ。

アプローチが寄っていれば……。

何とかならないものか? アプローチショット……。

アプローチの距離感

よく雑誌やレッスンで、

『時計をイメージしてクラブの振り幅を決めてアプローチの距離感を出しましよう。8時~4時で30ヤード、9時~3時で50ヤード』

一度は聞いたことがあると思います。

練習場で一生懸命練習し、実際のラウンドで……。

変にスピンがかかってしまい、大ショート。

ピンが近くて止めたいのに大きくランが出てしまい大オーバー。

寄らず、入らずでボギー、ダボ。

よくあるパターンですよね。

距離を打ち分け、寄せるという考え方だけではアプローチは難しいのです。

写真は、室内で出来るアプローチ練習の定番グッズ「ダイヤ ベタピンアプローチ」です。

じゃあ どうすればイメージ通りに寄せられるのか?

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一緒にラウンドしている方を見ていると、アプローチはサンドウェッジ(SW)1本で、状況に関係なくアプローチで使うクラブを決めている人がほとんどです。

だからショートしたりオーバーしたりするミスが出やすいのです。

私が効果があった方法とは、グリーンエッジまでの距離、グリーンエッジからピンまでの距離でアプローチするクラブを変えるという方法です。

その方法とは……。

アプローチ「12の法則」。

12個も法則があるわけではないのでご安心を(笑)。

グリーン周りからアプローチをする場合、まず歩測します。

例えばその歩測の結果が、エッジまで2歩、エッジからピンまで4歩だったとします。

その比率は1対2になります。

その場合12から2を引きます。答えは10ですね。

勘のいい人はもう気づいたと思いますが、10アイアンでエッジまでアプローチをするのです。

10番アイアンというのはないのですが(一部メーカーを除く)、9番アイアンの次なのでピッチングウェッジ(PW)ということになります。

考え方は同じで歩測の結果が5歩、5歩なら、1対1なので、12-1で11番アイアン。

アプローチウェッジ(AW)またはサンドウェッジ(SW)でエッジまでアプローチ。

4歩対12歩なら1対3なので12-3で9番アイアンでアプローチ。

要するに、エッジまでの距離を1とした時にエッジからピンまでの距離がどれくらいあるかを歩測して、エッジからピンまでの距離が長くなるにつれて、ロフトの立ったクラブでアプローチをするというわけです。

グリーンの上り下りで1番手くらいは変える必要はありますが、これがまた面白いように寄るんです。

フックライン、スライスラインも加味してエッジの落としどころも考えてアプローチするとチップインも十分にあります。

アプローチの距離感に悩んでいるならぜひ試してみてください。