Gride

gettyimages/800114394
getty

ゴルフスイング

keiman

さらなる上達のためのアプローチの練習方法とは?

初心者の頃は、ドライバーなどのロングショットの練習に明け暮れていたと思いますが、100前後のスコアが出せるようになってくると、次第にアプローチの重要性に気付かされるはずです。

実際に、ショートゲームと呼ばれるアプローチやパッティング、グリーン周りの出来が、その日のスコアに直結してくるのです。

まずは距離感を磨く練習をしましょう!

getty

アプローチの練習方法として、まず大切なのは“距離感”を磨くことです。

とくに、90を切れない人たちにとっては、とても大事なことです。

90を切れない人たちの多くは、すぐにダブルボギー以上を叩いてしまいます。

ということは、アプローチが寄っていないのです。

一方で、80台、70台でラウンドしてくる人は、とにかく寄せワン(アプローチで寄せて1パット)を取るのが上手です。

寄せワンを取るのに大事なのが距離感です。

100ヤード以内はキャリーで10ヤード刻み、50ヤード以内は5ヤード刻みで打てる練習をしましょう。

決まった1本も大事ですが、2本、3本のウェッジで同じ距離を打ってみる練習をオススメします。

各クラブでの、ボールの高さやスピードも意識しましょう。

リカバリーショットも意識してみましょう!

getty

上手い人と初心者の違いは、ミスをリカバリーできるかどうかにも現われてきます。

そのためには、例えば木々の間から50ヤードの距離を転がして寄せるなどの実戦的な練習も行いましょう。

上級者は、どこからでも寄せてくるというイメージがありませんか?

なんとなく打っているわけではなく、日頃から高さを抑えて50ヤード打ってみる練習や、7番や8番アイアンを使って低く転がしで決まった距離を打つ練習。

逆に、ボール位置を左に置いたり、フェースを開いたりして、高いボールを打つ練習もしておきましょう。

障害物越えのアプローチなどで役に立ちます。

より上を目指していくための練習とは!

getty

ここまでしっかり練習してきた人は、寄せて2パットのボギーが多く取れるようになってきたのではないでしょうか。

ダブルボギー以上を打たなくなり、100以上のスコアを叩くことがなくなってきていると思います。

さらに上達するには寄せて1パット「寄せワン」が必要になってきます。

重要なのは、「どこに落とせば、どのくらい転がる」をどれだけ明確にイメージできているかです。

そして、使用クラブや打ち方で、ボールの高さとスピードのコントロールができているかどうかです。

グリーン周りの、30ヤード以内の精度を上げましょう。

その後に控える、1パットのことまで考えてアプローチができるようになると。90切りもすぐそこです。

芝の上で練習ができる機会を増やしましょう!

getty

グリーンを狙って打ったセカンドショットやサードショット、パー3のティーショット。

グリーンを外してしまうと、そこに待ち受けているのはラフです。

特に夏のラフはかなり手強く、通常のショットに比べてヘッドスピードの遅いアプローチでは、さまざまなミスが出やすいだけでなく、ボールとクラブの間に芝が入ることで、イメージしていたよりも転がりが出てしまうこともあります。

このあたりは、練習場ではどうにもならず、経験値を積んでいくしかありません。

アプローチ練習場があるレンジやコースに行くか、ショートコースもおすすめです。


いかがでしたか?

上達のためには同じ距離でもいろんな打ち方をできるようにしましょう。

ふわりと柔らかなアプローチもあれば、転がして寄せるアプローチもあります。

状況判断も練習のうち! 得意なショットはアプローチです! って言えるくらい練習して、スコアアップを狙っていきましょう♪