7月の『ギア猿』は検証スペシャル!「飛び系アイアンとマッスルバック、どう違う?」ほか3つを検証!

お気に入り
7月の『ギア猿』は、検証スペシャルと題して、コース上でさまざまな検証を行います。

飛び系アイアンとマッスルバックアイアンの比較、同じロフトのアイアンとユーティリティの比較、アベレージゴルファーは地面の上から3Wを上手く打てるのかなど、気になる検証を行いました。

先月の「トラブルショットをサルベージ!」の延長戦もあります!

飛び系とマッスルバック、残り158ヤード地点から打ち比べ

飛び系とマッスルバック、残り158ヤード地点から打ち比べ
現在市販されているアイアンで、“最も飛ばない”マッスルバックアイアンと“最も飛ぶ”飛び系アイアンをコースで打ち比べたらどのような結果になるのか、アマチュア代表として華丸さんがコースで試打、検証してみました。

用意したアイアンは、飛び系アイアンには「ゼクシオ クロス」、マッスルバックアイアンには、マスターズを制した松山英樹も愛用する「スリクソン Z-FORGED」(ともにダンロップ)。

舞台は、平川カントリークラブの11番ホール、パー4(364ヤード)。実際にドライバーでティーショットを打ち、2打目地点からそれぞれのアイアンを打ってみます。

さて、2打目地点は残り距離158ヤード、打ち上げを見て165ヤードは打ちたい場面です。

普段はマッスルバックアイアンと同様のロフト設定のアイアンを使用する華丸さん、この距離は6番アイアンを使うということで、マッスルバックの6番アイアン(ロフト29度)と、飛び系アイアンの8番アイアン(ロフト28度)で挑戦します。

最初に打ったマッスルバックアイアンでは、薄い当たりのトップでグリーンまでまったく届かず。華丸さん、思わず「痛ぇ!」と顔をしかめます。

次に飛び系アイアン。少し左へ引っ掛かってしまいましたが、高さも出てキャリーも十分に出ていました。

以前、プロがなぜマッスルバックを使うのかを解説していたQPさん(関雅史プロ)が“お手本”を見せると、1球目はややつかまえ切れず右のバンカーへ入りましたが、2球目は見事ナイスオンでした。

現在、中空アイアンを使用しているというQPさんによると、やはりマッスルバックアイアンはスピンを使ってグリーンに止めやすく、飛び系アイアンは止めづらいのではないかとのこと。

マッスルバックアイアン打った華丸さんは、「8番くらいなら打てそうだけど、6番となると、畏れ多い」。

これに対してQPさんは、「アイアンのボールの打ち出し角はロフトの半分と言われています。ロフト30度のアイアンなら15度ですが、打ち出し角が15度以下になると打ちづらく感じるそうです。なので、何の細工もしていないマッスルバックアイアンだと、球が上がりにくく、難しく感じるようです」と解説。

飛び系とマッスルバック、残り140ヤード地点から打ち比べ

飛び系とマッスルバック、残り140ヤード地点から打ち比べ
「ショートアイアンなら打てそう」という華丸さん、今度は残り140ヤードから打ち比べてみます。

マッスルバックは8番、飛び系アイアンはピッチングウェッジでの試打です。

最初に打った飛び系アイアンでは、見事グリーンをキャッチ! 「このくらいの距離なら高さで止められる」(鹿又)のですが、それでも少しグリーン上でランが出ていました。

次にマッスルバックで試打。「あー痛い」というミスショットでボールはグリーン手前のバンカーへ。悔しさからもう1球打つと、今度も「痛い」という悲鳴とともにボールは右のバンカーへ。

マッスルバックアイアン、芯を外すとその衝撃がダイレクトに手に伝わるようです。

再び飛び系アイアンに持ち替えると、またまたナイスオン。

鹿又さんは「飛び系アイアンのメリットは、140~150ヤードを短い番手で打てることと、ミスをしても方向性は安定していて、ある程度のところにはボールを運んでくれること」と言います。

実際、華丸さんの試打結果もそのようになりました。

同じロフト角のアイアンとユーティリティ、どっちで打ったらいい?

同じロフト角のアイアンとユーティリティ、どっちで打ったらいい?
次の検証は「同じロフト角のアイアンとユーティリティ、打ったらどう違う?」です。

用意したのは、ロフト角が30度のヤマハ「RMX 118 アイアン(6番)」とロマロ「Ray α UT(30度)」です。

4番ホール、パー5(483ヤード)の残り165ヤード地点から検証を行いました。

華丸さん、まずは短めのラフからアイアンで打ってみると、ボテボテのミスショットに。最後のひと転がりでグリーン手前の池に吸い込まれていきました。

再度チャレンジしても、薄い当たりは右方向に飛び出し、やはり池に。

これを見ていた鹿又さん、QPさんの2人は、「ボールを無意識の内に上げようとして頭が上がり、すくい上げるようなスイングになっている」と指摘。結果、フェースに上手く当たらずに弱い当たりになっていたと解説。

これを踏まえて3球目。上手く打ったように見えたが、球が上がらずに池の中ほどへ着水。

QPさん、「ロフト角30度以下になると、球を上げにくくなる」と再度持論を展開。

というわけで、今度はユーティリティに持ち替えて再チャレンジ。華丸さん「普段なら、この距離で池越えは最初からユーティリティを持っています。慣れないことをさせたんだから(池ポチャになった)」と、池ポチャは2人のせいと言わんばかり。

はたして、1球目から見事池を越え、グリーン左のカラーにほぼナイスオン!

しかし、ここで鹿又さんからツッコミが。「華丸さんのユーティリティは21度でしょ。それだとオーバーしちゃうじゃないんですか」と。

華丸さん「上手く打つんよ、おれは」と自身のユーティリティ(タイトリスト 913H 21度)で再チャレンジ。

しかし、低いチーピン気味の球で池ポチャ。図らずも30度のユーティリティのやさしさを証明する形となりました。

もう一度30度のユーティリティに持ち替えると、高弾道で見事グリーンをキャッチ! 「めっちゃいい、これ」と華丸さんも大満足です。

しかし、同じロフトだったらアイアンがいいというシチュエーションもあります。

例えばアゲインストが強い時は、アイアンのほうが低くて強い球が打ちやすくなります。また、林の中から低い球で出したい時や、左足上がりで球が上がりやすい状況では、アイアンのほうが使い勝手が良さそうです。

というわけで、残り160ヤードの左足上がりのライから6番アイアンで打ってみると、ちゃんとキャリーが出て池を越すことはできました。

ラインを出したい時はアイアン、球の高さを出したい時はユーティリティということが言えそうです。

アベレージゴルファーは地面の上から3Wを打てるのか?

アベレージゴルファーは地面の上から3Wを打てるのか?
3つ目の検証は「アベレージゴルファーは地面の上から3Wを打てるのか」。

ロマロの「Ray α FW」の3Wと5Wを用意して、検証してみました。

まずは5Wから。「普段は200ヤード前後」という華丸さん、キャリー飛距離なのかトータル飛距離なのかあやふやでしたが、どうやらトータル飛距離のよう。実際に打ってみると、しっかりと球の高さは出ていましたが、やはりキャリーは180~190ヤードくらいでした。

そして3Wに持ち替えて再挑戦。「これなら届くさ」と言った華丸さんでしたが、1球目は池の手前のほうに着水、ナイスショットだった2球目もギリギリ越えそうでしたがやはり池ポチャという結果に。

「レールがないから」と言い訳をする華丸さん、“レール付き”の自身の3W(コブラ KING F9)で再挑戦。

しかし、1球目は地を這うようなゴロ、2球目は水切りショットでかろうじて池越えを果たしましたが……。

鹿又さん「5Wで打った球は、すべてしっかりと球の高さが出て、キャリーが出ていました。3Wは上手く打てたと思った球でも低い弾道でした。つまり、3Wはある程度のヘッドスピードがないと、きちんとキャリーが出るだけの高さまで球を上げることができないのです」。

アベレージゴルファーの場合、キャリーが必要な時は5W、転がってでも前に進めたい時は3Wという使い分けができそうです。

ちなみに、3Wをバッグに入れていないという鹿又さんによると、「ドライバーで45メートル/秒以上のヘッドスピードがあれば、3Wで理想的なキャリーが出せる」とのことです。

右打ちできない木の根っこ、どう打つ?

右打ちできない木の根っこ、どう打つ?
さて、ここからは前回のトラブルショット特集の延長戦。「ボールが木の根っこに付いて普通に打てない時、どう打つか」です。

元々左利きだという華丸さん、6番アイアンの左打ちでクラブヘッドの背面で打つ方法を選択し、見事トラブル脱出。

しかし、このやり方はあまり一般的ではありません。

というわけでQPさんがお手本。

まずは9番アイアンを持って、左打ちでトウが下に来るように構えます。「こうすると意外と球が上がる」というQPさんでしたが、手前のバンカーに入ってしまいました……。

次に見せたのが、ピンを背にして立ち、右手1本でクラブを後ろに向かって振る方法。

なんと、同じバンカーの同じ場所に入ってしまうという大惨事……。

教わった方法で華丸さんが試してみると、きっちり1ピンくらいまで寄せることに成功しました!

ぐうの音も出ない鹿又さんとQPさんでした……。

クラブ選びはロフト選び!

クラブ選びはロフト選び!
今回の収録を踏まえて、中古でマッスルバックのショートアイアンと30度のユーティリティの購入を決意したという華丸さん。

みなさんもぜひ、次にアイアンを買い替える時にはロフト角にも注目してください。そのためにも、まずは今使っているアイアンのロフト角を知っておくことも重要です。

「今の7番アイアンのロフト角が〇度で150ヤード飛ぶ」ということがわかっていれば、次に買うアイアンの目安にもなりますよ。


今月の放送予定は下記のゴルフネットワーク内『ギア猿』公式サイトまで!
お気に入り

TOPページへ >

TOPページへ >