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雨の日ゴルフ!スコアを崩さないためのウェアやクラブの対策とは!?
皆さんこんにちは。ライターのQuattroです。
先日ラウンドに行ったらなんとあいにくの雨……。それもかなりの土砂降りでして、非常にハードなラウンドとなってしまいました。
ゴルフは自然を相手にするスポーツですから、こういった日があることは仕方のないことですが、そんな状況の中でもなるべく良いスコアで上がりたいなと思うのがゴルファー心理というもの。
本稿ではそんな皆様のために、雨ラウンドでスコアを守るためにできる準備についてご紹介していきたいと思います!
目次
雨ラウンドは準備の差がスコアの差になる!
雨ラウンドでは、何といっても“準備”の差がスコアの差につながっていきます。
もちろん打ち方やクラブ選択を変えるという「現場」での対応もありますが、練習量の少ない我々アマチュアゴルファーがいつもと違うことをコースでしてしまうと、基本的にはロクなことが起きません(笑)。
現場で行うことは極力変えず、事前の準備や対応を入念に行うことのほうが、結果的にスコアを守ることにつながると僕は考えています。
ここでいう「準備」というのは、大きく分けて2種類。1つは服装や携行品、もう1つはギア・クラブセッティングについてです。
以下、それぞれについて詳しく解説していきましょう!
服装・携行品について
まずは服装・携行品についてですが、これは比較的想像しやすいかと思います。
物量として、タオルやグローブはできるだけ多く持っていったほうがベターです。
雨において懸念されるミスの1つは、グリップが滑ることによってクラブがイレギュラーな動きをしてしまうこと。グローブの交換やグリップについた水滴をふき取る作業をこまめに行うことで、そのようなミスを減らすことができます。
また、言わずもがなですが、雨具としては傘やカッパも準備していったほうがいいです。
ラウンドの前やハーフターン(乾燥機で乾かした後)に防水スプレーを一通りかけるとさらに撥水性が良くなってグッドです。
コンディションが悪い時こそ、このようなちょっとしたひと手間でその日1日の快適さに雲泥の差が出てしまうので、みなさん怠らずに準備をしていただきたいと思います。
ギア・クラブセッティングについて
さて、いよいよ本題です。
ここまでなんだったんだと言われそうですが、この【ギア・クラブセッティング編】が本稿で僕が一番伝えたいパートです。
まず大前提として、雨のゴルフではボールとクラブフェースの間に水滴が挟まることによってスピン量が減ってボールがドロップしたり、地面がぬかるんでいることによってダフりのミスがいつもより顕著になったりします。
また、水分を含んだ地面ではランがいつもより出ないということも頭に入れておかなければなりません。
そのような現象にスイングを変えて対応するという選択肢もありますし、それができる方ならそれで問題ありません。
しかし僕を含めた多くの一般アマチュアにとって、いつもと違うスイングを18ホール続けていくことはなかなかハードルが高いことです。
そこでクラブセッティングそのものを変えてしまうことで雨への対応力を上げていきましょう、というのが本稿での提案になります。
具体的にどんなクラブをチョイスするべき?【アイアン編】
まずアイアンに関していえば、【スコアライン多め・バウンス角多め】のものがおススメ。
スコアラインにはフェースとボールの間に入る障害物を排出し、ボールとフェースの摩擦を上げる(スピンがかかりやすくする)役割があります。
スコアラインが多く入ったアイアンであればインパクト時に水滴をしっかりと押し出してくれるので、スピン量を適切に保ちやすくなります。
また、バウンス角には、大きければ大きいほどダフりのミスに強くなる(ヘッドが地面に刺さりづらくなる)という機能がありますので、雨でぬかるんだ地面に対してはその効力を存分に発揮してくれます。
キャロウェイやピンなどの、いわゆる外ブラのアイアンはバウンス角が大きいモデルが多い印象ですので、その辺りから候補を絞ってみるのもいいかもしれません。
具体的にどんなクラブをチョイスするべき?【ドライバー編】
続いてドライバーについてですが、こちらは普段使っているものよりもロフトがあるものをチョイスすることをおススメします。
ロフトを増やすことによって、スピンの減り過ぎを防ぐと同時にキャリーを稼ぎやすくし、ぬかるんだ地面でも飛距離のロスを最小限にできます。
この対応に関しては、ドライバーをそっくり別モデルに変えて対応するのも良し、普段からロフト調整機能付きのドライバーを使用している方であれば、ロフトを増やすほうにカチャカチャするのも全然アリです。
ただしその場合、フェースアングルがクローズ方向に動くので、出球がいつもより左に寄ってくることを考慮に入れる必要がありますね。
まとめ
本稿ではここまで雨の日のゴルフ対策について述べてきましたが、いかがでしたでしょうか。
服装・携行品の対策はもちろんのこと、クラブセッティングを変えることでスイングをいじらずに雨の日特有のミスを減らすことができます。
自然相手のスポーツである以上、ラウンドの日に雨が当たってしまうことは少なからずあること。
そんな中でもしっかりとした準備と対策を行うことで、せっかくのラウンドを楽しんでもらえるといいかなと思います~。