フェニックスオープンは今年も大騒ぎ~世界のゴルフ界の面白情報を拾い読み#203

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先週の米ツアー競技「ウェイスト・マネジメント・フェニックスオープン」は、長らく不調が続いたブルックス・ケプカがサンデーバック9で猛然と追い上げ、逆転で米ツアー通算8勝目を飾りました。

フェニックスオープンは今年も大接戦の見ごたえのある大会でした。

でも、ファンが盛り上がったのはそのゲーム展開だけではありません。

今年は1日わずか5000人(コロナの感染予防対策のため)の少ないギャラリー数ではありましたが、そこにはやはり、「面白い」と言うよりは「ちょっと危ない」、お騒がせの観客が混じっていたのです。

映画『ボラット』男が大暴れ

今年、フェニックスオープンの会場を最も沸かせたのは、3日目の17番グリーン脇にいた、人騒がせ男=ボラットでした(冒頭写真の中央の男)。

ボラットというのは、コメディ映画『ボラット 栄光なる国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』の主人公。

その主人公とそっくりの風貌で、同様に危ないアクションを見せる男が登場したのです。

騒ぎが始まったのは、この日絶好調(結局、この日は10アンダーの61をマーク)のジョーダン・スピースが17番で約10メートルのバーディパットを狙おうとした時。

メディアによれば、ボラットはスピースがラインを読んでいた時にアクションを起こします。

座っていたイスごと倒れ落ち、イスをバラバラに壊したあと、立ち上がってスピースにこう叫んだのです。

「そのパットを沈めたら、池に飛び込んでやるぜ!」

ところが、スピースはそのバーディパットをカップの真ん中からズドーン!

そして、満面の笑みでボラットを指さしたのです。「さぁ、飛び込んでくれ」というように。

そのシーンは上掲のYouTube動画の5分あたりから始まりますが、スピースが指さす先にいるはずのボラットの姿は編集でカット。関係のないコースの映像が映っています。

ギャラリーは大喜び

ギャラリーは大喜び

getty

その後、スピースはすぐに冷静に戻ります。

同じ組のビリー・ホーシェルのパットが残っていたからで、さっさとボラットに背を向けています。

また、テレビ中継の映像にもボラットの姿はありませんが、彼は上着を脱いで、約束どおり池に飛び込もうとしていたようです。

でも、警備員が彼を阻止。

なおも暴れるボラットは近くにいた警官に取り押さえられ、その場から退去させられることになりました。

しかし、この騒ぎに周囲のギャラリーは大喜び。

警官に連行されるボラットを見ながら、「スピース、彼の保釈金を払ってやれ!」の大合唱が起きたのでした !(^^)!

「ピープルズオープン」、つまり「市民みんなに開かれた大会」の異名もある「フェニックスオープン」。

お祭り騒ぎの伝統は、今年5000人のギャラリーでもしっかりと受け継がれていました。

2018年はストリーカー登場

同じ17番ホールでは、2018年のプロアマ競技(水曜日)の最中、フェアウェイにストリーカー男が闖(ちん)入(←お約束の表現です)。大勢が見守る中を、走ったり、転がったり、スイングの真似をしたり……。

これにもギャラリーは拍手喝采。きっとみんな酔っぱらっているんでしょうね。

2020年はポロリ

2020年のお騒がせ観客は、最終日、名物16番スタジアムホールのギャラリースタンド2階に現れた女性でした。

この女性は選手がティーやグリーン上で、いざストロークに移ろうとする時、スタンド最前部から身を乗り出すようにして豊満な胸をポロリ。

当然、その場の2万人近いギャラリーの目は選手から彼女に向けられ、そして大騒ぎ。

一方の選手は集中力をそがれてしまいます。

そんな展開が2度ほどあったようです。その映像はさっそくSNSにシェアされ、60万回の動画再生と1万5000人の「いいね」でバズる騒ぎになりました。

下記リンク先にその時の動画がアップされていますが、残念ながら(?)肝心なところはぼかされています。

ということで、ゲーム展開も会場の雰囲気も見応えのある「フェニックスオープン」。来年も楽しい話題を届けてくれることを願います。
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