90切ったらインテンショナルショットをマスターしてコースを攻略してみよう!

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アマチュアゴルファーにとって、ドローボールとフェードボールを打ち分けるというのは、憧れのテクニックと言えるでしょう。

スコアも90くらいという中級レベルから、さらにその上のレベルを目指すのであれば、ドローとフェードを打ち分けるテクニックはマスターしておきたいところです。

風向きやホールロケーションによって、ボールを打ち分ける

風向きやホールロケーションによって、ボールを打ち分ける

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ボールが右に曲がるか、左に曲がるか、球筋を決定する要因は2つあります。それはスイング軌道とインパクトでのクラブフェースの向きです。

スイング軌道がインサイドアウトでその度合いが強ければ大きく左に曲がるフックボールになりますし、インサイドアウトの度合いが弱いと理想的なドローボールになります。

反対に度合いの強いアウトサイドインのスイング軌道ならばスライスボールに、弱ければフェードボールになります。

そして、完璧なインサイドインの軌道であれば、ストレートボールが出ますが、これはプロゴルファーでも不可能なボールで、ドローかフェード、どちらかを持ち球にしています。

ただし、これらはインパクト時にクラブフェースがスクエアにヒットした場合に限られます。

インサイドアウトの軌道で、クラブフェースが軌道に対してスクエアで目標に対して開いていれば、真っすぐ右に飛び出すプッシュアウトになりますし、アウトサイドインの軌道でフェースが軌道に対して閉じていれば、引っ掛け、開いていればスライス(プルスライス)になってしまいます。

要するに、スイング軌道とクラブフェースの向きという2つの要因を押さえておかなければ、ドローとフェードの打ち分けはマスターできません。

さて、具体的な打ち分けのテクニックの話をする前に、まず自分の持ち球がわかっているということが前提になります。

スライスもフックも出て、ボールの行方はボールに聞いてくれというレベルでは、まだこのテクニックを覚えるのは早いでしょう。

例えば、自分がフック系のボールが持ち球という人は、ティーイングエリアに立った時、左サイドが危険エリアであったり、左サイドからの風に乗せたい(あるいは右サイドからの風にぶつけたい)というケースでは、持ち球ではなく、フェードボールを打ちたいものです。

また、ピンがグリーンの右端に立っている時なども、グリーンのセンターからフェードを打ちたい場面です。

ここで、ドローとフェードの球筋の特徴を説明しましょう。

まず、ドローボールは飛距離が出ます。バックスピン量が比較的少なく、落ちてからランが出るからです。

しかい、飛距離が出る分、勢いがあるため、曲がる度合いも大きい球筋です。

逆にフェードは、ドローとキャリーはそれほど変わりませんが、上から潰すように打つためホップ回転がかかるため、初速は速いのですが、落ち際には勢いが弱まり、ランも曲がりも少ないので、安全な球筋と言われています。

また、ランが少ないので、グリーンにもピタリと止まります。

ドローボールはインサイドアウトの軌道からアッパーブローに打つ

ドローボールはインサイドアウトの軌道からアッパーブローに打つ

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まずはドローボールの打ち方です。

具体的な打ち方としては、極端なクローズドスタンスを取ります。

テークバックはその右に向いたスタンスに沿って、クラブヘッドを上げていきます。すると、自ずとクラブはインサイドに引かれていきます。

そうやって、フラット気味にバックスイングを上げていけば、スイング軌道は自然にインサイドアウトになるはずです。

スイング軌道と同様に、フェードボールを打つ時と決定的に違う点は、インパクトをアッパーブロー気味にすることです。

プロレベルになるとあまりインパクトは意識しないと言いますが、インパクトゾーンを長くするというイメージを持って、あとはスイング軌道だけを考えているだけです。

この時、特に気を付けなくてはいけないことは、頭の位置です。

頭が前に突っ込んでしまうようなスイングはいけません。インテンショナルショットというのは、体で打ち分けるのではなく、スイングで打ち分けるという考えが大事です。

右に少しウェートが残ったイメージで振り抜きますと、クラブヘッドがターンしますので、自然にドロー回転がかかります。

右肩を頭よりも目標方向に出してはいけないということも注意してください。

右肩が頭より出てしまうことは、クラブをインサイドに振り抜くことになりますから、ドロー回転にはならないのです。

フェードボールはアウトサイドインからダウンブローに打つ

フェードボールはアウトサイドインからダウンブローに打つ

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右に曲がるボールならば任せてくれというアマチュアは多いでしょうが、インテンショナル(意図的に)に打つとなると、事情は違ってくるのではないでしょうか。

フェードボールは打つためには、まずオープンスタンスに構えます。これでバックスイングは自然にアップライトに上がっていきます。

ただし、ドローボールを打つ時ほど、極端に左足を後ろに引き過ぎないように注意してください。

オープンスタンスの度合いが大きくなればなるほど、ダウンスイング以降にウェートを支え切れずに、スイングが乱れてしまうからです。

フェードボールもドロー同様にスイング軌道で打ちますが、上から潰してホップ回転を与えますので、アップライトなスイングで上からカットさせてやるようなイメージが必要になります。

その時、左へのターンを強く意識してください。

近年流行している「パワーフェード」という球筋は、インパクトを長くして、アッパーブロー気味に打ってバックスピン量を減らし、飛距離を出しているプロが多くいますが、アマチュアの場合は、あくまでも上からダウンブロー気味に打っていったほうがいいでしょう。

ドローとフェードの打ち分けは、アマチュアにとってもそれほど難しいテクニックではないことがわかったはずです。

なぜ、スタンスをオープンやクローズさせるのかという意味をよく考えたうえで、練習してみてください。
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Nick Jagger

元某ゴルフ雑誌編集長。ゴルフ取材歴30年以上。現在フリーランスのライターとして、単行本、ゴルフコミックの原作など多数執筆中。

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