アプローチは扇のスイングイメージを持てばダフリ・トップのミスが減る!

お気に入り
アベレージクラスのゴルファーであれば、18ホール中パーオンできるのは、せいぜい2~3ホールではないでしょうか?

ということは、ほとんどのホールでアプローチショットを強いられるているはずです。

毎回、ベタピンに寄せることは無理だとしても、3回に1回くらいは寄せワンができれば、90を切ることだって、それほど難しいことではなくなりますよね。

扇のイメージの中でボールを捕らえる

扇のイメージの中でボールを捕らえる

getty

グリーン周りから寄せワンするためには、まず的確な状況判断による最適なクラブ選びと、基本に忠実なスイングが必要になります。

まずは、アプローチショットの基本とは何か、それをマスターしましょう。

アプローチショットの基本となるのが、キャリーとランのどちらも必要なピッチエンドランです。

スピンをかけたり、ボールを高く上げて止めるテクニックはその応用です。

短い距離のアプローチショットなのに、方向性や距離感が合わずにピンに寄せられない、ダフリ、トップが頻繁に出てしまうという人は、その基本ができていないということです。

当然、難度の高いショットにトライしても、ミスを重ねてしまうだけでしょう。

そこでまず覚えてほしいのがアプローチにおける基本のスイングです。

基本のスイングとは、すべてのショットに共通することですが、ボールを扇のイメージの中で捕らえるようにすることです。

つまり、インサイドインのスイング軌道で、ボールを打つことです。

この扇のイメージを理解することが、第一歩なのです。

体の回転と連動した自然なリストターンのフィニッシュが理想形

体の回転と連動した自然なリストターンのフィニッシュが理想形

getty

扇のイメージとともに重要なのが、フィニッシュの形です。

インパクト以降、手が体の回転と連動して、自然にリストターンしていけば、フィニッシュは体とクラブが正対し、クラブヘッドが正確に返っているはずです。

この形は、クラブが替わっても常に同じであるべきで、クラブによってスイングを変えてはいけません。

短い距離のアプローチでは、このフィニッシュの形をイメージしながらスイングをすれば、大きなミスにはつながらず、ピンに寄せることができます。

このフィニッシュが取れるようになれば、応用としてボールを上げたり、スピンをかけたりすることもできるようになります。

ボールを上げたい時は、クラブフェースを返さずにフォロースルーを出していき、スピンをかけたい時は、フォロースルーでクラブフェースを閉じる意識を強く持ってスイングするのです。

ダウンスイングで小細工する必要ありません。ただし、これは高度なテクニックですので、十分な練習が必要です。

アドレス時よりも右ひじが伸びるから、ザックリが出る

アドレス時よりも右ひじが伸びるから、ザックリが出る

getty

グリーン周りからのアプローチショットで、寄せワンのチャンスでありながら、ザックリをしてまう……これほどもったいないミスはありません。

このような致命的なザックリによって、精神的にもキレてしまい、ボギーやダブルボギー以上を簡単に叩いてしまう人も多いはずです。

このミスの原因は、インパクトで右ひじがアドレスの状態よりも伸びてしまうからです。

右ひじが伸びる分だけ、クラブが手前から入り、大ダフリ、つまりザックリをしてしまうのです。

ここ一番という場面でのアプローチで、ダフリ、トップといったミスをしてしまう人も、この右ひじがダウンスイングで伸縮しているはずです。

右ひじがアドレスの状態の位置でインパクトできていれば、ボールに対するクラブの入る位置が安定し、大きなミスにはなりません。

右ひじを伸ばさないでスイングをするためには、アドレス時の右手首の角度をキープする意識を持つことが効果的です。

右手首の角度をできるだけ変えないようにスイングすれば、インパクトまで右ひじが伸びずに、アドレスの状態をキープできるため、ザックリという致命的なミスはなくなります。

また、右手首を意識することによって、手首の使い過ぎを防ぐことができ、アプローチショットの代表的なミスであるすくい打ちも防止できるのです。

インパクト以降は、前述したようにフィニッシュの形を目指して、クラブを収めるようにすれば、自然にワキが締まり、ひじが体の近くを通るようになります。

こうすれば、アプローチショットのあらゆるミスが激減することでしょう。

ラフから力は不要、大きなスイングで振り抜く

ラフから力は不要、大きなスイングで振り抜く

getty

ラフからのアプローチショットで重要なポイントは、芝の抵抗を考え、必ず大きなバックスイングを取ることです。

深いラフだからといって力を入れて振りますと、スピンがまったくかからずフライヤーになり、飛び過ぎてしまいます。

どんな状況であっても、インパクトの強さは常に一定にして、芝の抵抗はスイングの振り幅で調節するべきです。

インパクト以降のスイングは、ライの状況によって変えることが、ピンに寄せるコツになります。

浅いラフでは通常のスイングでいいですが、深いラフではクラブフェースを絶対に返さないことが絶対条件です。

そうすれば、ボールは高く上がり、ランを少なくさせることができるのです。

この時も右手首の角度を意識することが大切です。

以上のことを気を付ければ、アプローチでの大きなミスは減っていくことでしょう。
お気に入り
Nick Jagger

元某ゴルフ雑誌編集長。ゴルフ取材歴30年以上。現在フリーランスのライターとして、単行本、ゴルフコミックの原作など多数執筆中。

このライターについてもっと見る >
Z-STAR ownname 210101-210201
Z-STAR ownname 210101-210201

カートに追加されました。