新・貧打爆裂レポート『KING SPEEDZONE アイアン』

今回の貧打爆裂レポートは、2020年3月13日発売のコブラ『KING SPEEDZONE(キング スピードゾーン)アイアン』です。

いつものようにコースに持ち込んで、ラウンドしました。コブラの最先端のテクノロジーを結集したアイアンの秘密に迫ります! 動画も含めての試打レポートです。

『KING SPEEDZONE アイアン』はとにかく新しさを満載している!

『KING SPEEDZONE アイアン』はとにかく新しさを満載している!
『KING SPEEDZONE アイアン』は、コブラが2020年3月13日に発売したクラブです。

『KING SPEEDZONE アイアン』は、世界初を含めた新しい技術を詰め込んだアイアンです。

【試打クラブスペック】
シャフト N.S.PRO ZELOS 8(S)
ロフト #4/19度 #5/21度 #6/24度 #7/27.5度 #8/32度 #9/37度 PW/42.5度 GW/48度 SW/54度
価格(税別) 6本セット(#5~PW)12万円 1本(#4、GW、SW)2万円

メーカーの説明によれば、『KING SPEEDZONE アイアン』は、“初のカーボンファイバートップライン、PWRSHELL(パワーシェル)テクノロジーと SPEEDBACK(スピードバック)が最大限のスピード、パワーと高慣性モーメントを生み出す”ということです。

トップエッジに凹みがあり、そこがつぶつぶの模様のように見えます。僕は、始め、電光掲示板に見えたので、未来のクラブは「もっと右です」とか、「ヘッドスピード40m/s」とか表示されるという幻を見たように勘違いしてしまったのですが、この部分こそが、カーボン素材を埋め込むことで、重量を軽減させた部分なのです(カーボンファイバートップライン)。

「PWRSHELLフェース・インサート」「SPEEDBACK形状」「CO-MOLD MEDALLION(コモールド メダリオン)」と、フェース、ヘッドのソールと枠、バックフェースそれぞれを異なる素材で作り、組み立てるような構造で『KING SPEEDZONE アイアン』は作られています。

パッと見た時に、新しいと感じるのはソールです。

幅広のワイドソールなのですが、中央に段になる形で二段ソールになっています。経験的に、このような形状のソールは、跳ねと抜けのバランスが良く、結果として、飛距離が安定するアイアンになる予感がありました。

『KING SPEEDZONE アイアン』は、飛び系アイアンとして、最先端なアイアンのようです。

打つのが楽しみになるのアイアンです。

今まで満足できなかった人に『KING SPEEDZONE アイアン』!

動画を見てください。

動画内で中空構造と言っていますが、正確には4番から7番アイアンは、フェース下部のすぐ裏側にフォーム材がインサートされた構造になっています。

『KING SPEEDZONE アイアン』は、構えると強いグースがあり、おもちゃっぽい雰囲気があります。おもちゃっぽいというのは、極端な機能を搭載する機能優先が、違和感として目立ってしまう状態のことです。

ところが、ボールをセットして構えると、その違和感が消えるのです。狙った通りに飛びそうだと思えるようになります。面白い現象でした。

トップエッジのカーボン部分は、思ったよりも目立ちません。気になって、マイナスになるかもしれない、という心配は不要でした。

打ってみると、弾道の高さはピカイチです。相当に高く上がるアイアンです。そして、左には行きにくいアイアンです。引っかけが怖いゴルファーにはオススメです。

『KING SPEEDZONE アイアン』の飛距離性能は、かなり飛ぶ印象です。特にミドルアイアンは、オーソドックスなロフトのアイアンと比較して、2番手飛びます。

ロング、ミドルアイアンは好印象でした。狙い通りにビンビン行きます。

飛ぶアイアンにありがちな、グリーンを横断してしまって、止まりがわからないということはなくて、4番アイアンでも1ピンぐらいで止まります。スピンで止まっているのではなく、7番アイアンぐらいの高さが出るので、高さで止まっているという感じでした。

ショートアイアンに関しては、強いグースが気になる人は打ちづらいかもしれません。個人的にも、もう少しグースが弱いほうが使いやすいと感じました。

ただ、グースの感じ方は、かなり個人差が大きいので、このグース感を待っていた、というゴルファーもいると思われます。

『KING SPEEDZONE アイアン』は、払ってアイアンを打てるゴルファーにオススメです。

ソールの跳ねと抜けのバランスが最高に生きるのが、入射角が浅いスイングになるからです。

また、ドライバーは上手いのだけど、アイアンが苦手だというゴルファーにもオススメします。

『KING SPEEDZONE アイアン』は、構造や機能的に、ユーティリティ的な要素が強く出ています。ウッドが得意なゴルファーに打ってもらいたいです。

『KING SPEEDZONE アイアン』は、やや実験的な要素が強いクラブだと思います。
でも、それが良いのです。ターゲットになるゴルファーが、意外に多いはずだからです。

見ただけで違和感があって、打ちたくないというゴルファーに無理に打ってほしいのではなく、今までのアイアンに満足できなかったゴルファーに打ってほしいクラブです。
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ロマン派ゴルフ作家の篠原

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店、市場調査会社、団体職員などをしつつ、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストとしてデビュー。『Golf Planet』はゴルフエッセイとして複数の日本一の記録を保持し、恋愛小説も執筆。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 https://blog.goo.ne.jp/golfplanet

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