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https://www.taylormadegolf.jp/taylormade-drivers/SIM-ドライバー/DW-KY214-JP.html?lang=ja_JP&cgid=taylormade-drivers&yclid=YJAD.1584655009.LT4LbiKdcq0W6q4QlcY0DubJvVcFG3KFFMfhyT7BZJX8mi2vIAS_cTg1Pu4WAKYd.EUR6c5DHl2eNNQ-#lang=ja_JP&start=1&

ゴルフクラブ

Yanagi@TPIトレーナー&ドラコンプロ

テーラーメイド「M」シリーズと「SIM」を試打比較してきた!

この時期になると新作ドライバーも気になるけれど、マークダウンして大幅に安くなったシリーズも気になりますよね!

最新ドライバーは欲しいけど、マークダウンしたドライバーならラウンド代が浮くな……とか、新人歓迎会でお小遣いピンチだから安いほうが助かるなとか……。

悩んでいる時間が一番楽しいとは思いますが、悩み始めると買わずにはいられないのがゴルファー!!

ということで、テーラーメイド「M6」「M5」「M5 TOUR」「SIM」を試打、比較してきましたのでレポートします!!

テーラーメイド「M6」から試打

■試打クラブ
・ヘッド:M6(7.5度)
・シャフト:ダイヤモンドスピーダー 5(SR)

今回はお店のご厚意で、マイクラブを持ち込み比較させてもらうことができました。

今のドライバーの悩みは、弾道が高く、バックスピンが多いことです。この点を解消するのがドライバーを新調する目的です。

まずは準備運動がてら、マイクラブからデータ測定です。

スカイトラックの計測だとバックスピンは3000弱の数が多く出ましたが、フライトスコープX3のように、もう少し細かく分析できる機械で計測すると、バックスピン量が3000を超えることがあります。

その結果超高弾道でランが全然出ないという球が時々出てしまいます。

打ち出し角も12〜15度とちょっと高めに出る傾向があります。

この辺りの数値は、その人のヘッドスピードや求める球筋によって「正解」が変わってきますが、いずれにしてもちょっとバックスピン量多め、打ち出し角が高めのクラブセッティングになっています。

テーラーメイド「M5」を試打

■試打クラブ
・ヘッド:M5(7.0度)
・シャフト:ダイヤモンドスピーダー 5(SR)

正直もっとバックスピンが減るかなと思っていましたが、それほど変化がありませんでした。

この辺は打ち手のスイングの問題で差が出にくいのかもしれませんが、前評判ほど「M6」と比較してハードな感じはありません。

ウェイトをズラして調整すれば、もう少し違った結果が出たかもしれませんが、劇的な変化はなさそうだなという感じでした。

「M6」とのヘッド重量差もそれ程感じず、「M6」に弾道調整機能がついたクラブという印象でした。

テーラーメイド「M5 TOUR」を試打

■試打クラブ
・ヘッド:M5 TOUR(7.0度)
・シャフト:ダイヤモンドスピーダー 5(SR)

「M5 TOUR」はヘッドが435ccとなり、やや小ぶりのヘッドになります。

その一方でヘッド重量に大きな差がないので、振っていてヘッドの重さを感じやすかったです。

また、インパクト直前でのシャフトの走りを一番感じることができました。

そのためか、他のドライバーよりヘッドスピードも向上し、飛距離も若干伸びています。

また画像データは2球計測したものですが、まったく同じ弾道が出ています。

ヘッドが小さくなると芯を外した際の飛距離が落ちやすくなりますが、スイングタイプによっては大型ヘッドより振り抜きがよく、安定して芯に当てやすくなる人もいると思います。

そして注目してもらいたいのが、バックスピン量です。

今までのクラブと比較し、圧倒的にバックスピン量が少ない数値となりました。

もう少しバックスピン量が減るとドロップする可能性もありますが、ウェイト位置を調整すればその辺りのリスクは減らせると思います。

テーラーメイド「SIM」を試打

■試打クラブ
・ヘッド:SIM(7.0度)
・シャフト:ダイヤモンドスピーダー 5(SR)

「SIM」を打つのはこれで2回目ですが、自分のエースシャフトで打つのはこれが初めてです。

正直な印象としては、「M6」とあまり変わらない……でした。

確かに、ヘッドの風切り音などに違いはあるのですが、振っている感覚としては、耳を塞げば「M6」と見分けるのは難しいかなという感じです。

今回は「空力」をテーマにしていますので、確かに若干ヘッドスピードは上がりました。

また、バックスピン量も減っていますが、このシリーズ間に大きな違いはあまり感じることができませんでした。

ちょうどドライバーを新調する時期の方は「SIM」がいいと思いますが、「M5」「M6」から更新を検討している場合は、必ず試打比較してもらいたいですね。

「M」シリーズと「SIM」試打比較まとめ

getty

今回の結果では、「M6」から更新するとしたら「M5 TOUR」という結果になりました。

今回は5球程度ずつ打っての比較ですので、プレッシャーのかかるラウンドではまた違った結果になるかもしれません。

みなさんも、ドライバーに限らず、クラブを新調する時は、「最新」クラブにこだわらず、クラブの新調によって何を改善したいのか、どこを伸ばしたいのか明確にして選んでください。

また、ドライバーに関しては、「クラブヘッド」より「シャフト」のチョイスが重要と個人的には考えています。

比較する際は、ぜひ同じシャフトで比較するようにしてください。

※マニアックなシャフトを使っている場合、メーカーが違うクラブの比較では苦労すると思いますが……。

以上!

テーラーメイドドライバーシリーズ新旧比較でした!!

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