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ぽーりー

国産ブランドも良いぞ!ブリヂストン JGR ドライバー

今回はブリヂストン JGR ドライバーを試打しました。

こんな方におすすめのドライバーです。

①顔と打感にこだわりたい方

②ドライバーの球の高さに悩まれている方

③ジャパンブランドをこよなく愛する方

海外ブランドのシェアが高いドライバーにおいて、国産ブランドの良さと海外ブランドの良さを上手く融合させたイメージでした。

詳しく見ていきます。

試打クラブのスペックと特長

今回試打したクラブのスペックは以下の通りです。

・ロフト:9.5度
・シャフト:TOUR AD for JGR TG2-5
・フレックス:S

シャフトは新しいJGR向けに作られた純正シャフトで、けっこう軽く感じられたのですが、スペックを見ると50グラム台前半のシャフトでした。

最近の純正シャフトは50グラム台が多くなってきましたが、軽くてもしっかりしたシャフトがほとんどなので、リシャフトしなくてもOKな方も増えてきているのではないでしょうか。

一番の目玉テクノロジーは「SP-COR(サスペンションコア)構造」で、反発係数の基準を超えたフェースに、ソール部分から差し込まれたネジのようなものがフェースに接することにより、反発係数を基準内にすると同時に、芯ではない部分の反発と許容性を高めていることです。

たしかテーラーメイドのM5とM6も高反発を基準内に戻すことをしていたかと思います。

各社いろいろな方法で反発性能を高めていますが、ブリヂストンは同時に打感の向上も図っているそうです。

この点はジャパンブランドですね。

構えた印象と試打した印象

構えた感じは、オーソドックスな顔つきで構えやすいですね。投影面積が大きくてやさしさを感じます。

昔のツアーステージのようなディープフェイスではなく、ほど良くシャローになっています。

実際に打ってみると、すぐに「飛んでいるな」ということが感じられました。

ただ不思議に思ったのは、初速が出ていることは分かったのですが、打感がマイルドだったことです。

一瞬「グニッ」っとボールがつぶれてからバーンと飛んでいくような感触です。

また、特長の1つでもある許容性の高さも感じられました。芯を外しても大きく飛距離が落ちることはなく、大きく曲がってしまうということもありませんでした。

つかまりも良く、飛距離性能や許容性では決して海外ブランド勢に負けていない印象です。

総評

getty

まとめますとこんな具合です。

飛距離性能:★★★★☆
間違いなく飛びます。

許容性:★★★★☆
芯を多少外しても距離が変わりませんし、曲がりも少ないです。

球の上がりやすさ:★★★☆☆
きちんと上がってくれます。

打感:★★★★★
日本ブランドの良い所です。

最初にも書きましたが、現在のドライバー市場では海外ブランドが大きくシェアを伸ばしており、日本ブランドが苦戦していると聞きます。

海外ブランドは革新的な技術により、アマチュアゴルファーでも飛距離・許容性・直進性が高いことを感じさせてくれることが要因だと考えております。

しかし今回の最新JGRはこれらの特徴に、顔つきや打感の良さが加わったという印象です。

純正シャフトでもOKですし、リシャフトすればいろいろな表情を見せてくれそうなドライバーでした。