新・貧打爆裂レポート『トゥーロン パター パームビーチ』

新・貧打爆裂レポート『トゥーロン パター パームビーチ』

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今回の貧打爆裂レポートは、2019年7月26日に発売されたオデッセイ『トゥーロン パター パームビーチ パター』です。

いつものようにコースに持ち込んで、ラウンドしました。

新しく追加されたトゥーロンデザインのパターの実力を探ります。動画も含めて試打レポートします。

独特の黒いパターは見れば見るほど面白い!

独特の黒いパターは見れば見るほど面白い!

オデッセイ『トゥーロン パター パームビーチ パター』は、2019年7月26日に追加発売された3機種の一つです。

高価格帯のパターとして、オデッセイが誇る『トゥーロン パター』は、セルヒオ・ガルシア、フランチェスコ・モリナリがプロトタイプを使ったことでも話題になりました。

ステンレススチールの削り出しヘッド。高級感を醸し出すチャコールパールPVD仕上げ。

『トゥーロン パター』は一目で、ゴルファーの記憶に刻まれます。

『トゥーロン パター パームビーチ パター』は、ツアーで流行になっているコンパクトマレットと呼ばれるヘッドの一つです。

また、ネック形状は「フローネック」というものになります。

フェースが独特です。「ダイヤモンドミル・フェース」という菱形の溝が深くミーリングされています。

以前は、フェースの左右だけでしたが、『トゥーロン パター パームビーチ パター』は全面にミーリングが刻まれています。

フェースは削り出しで、ノンインサートですから、ソリッドな打感が特徴ですが、フェースのミーリングと合わさって、『トゥーロン パター』独特の打ち応えを生み出しています。

『トゥーロン パター パームビーチ パター』は、パターマットでボールを転がしただけでも、特別感を強く感じます。

試打したパターは34インチです。

曲線が多いヘッドデザインのパターは、ちょっとしたずれが、歪みに見えてしまったり、捻れて感じると真っすぐに引けなくなったり、困ってしまうのです。

『トゥーロン パター パームビーチ パター』には、その心配がありません。

第一印象は、なんて美しいパターなんだろう、でした。

静かに狙い澄まして決めるパター!

動画を見てください。

『トゥーロン パター パームビーチ パター』で驚いたのは、打音です。

澄んだ良い音がします。ただし、それは、真芯に当たったときだけです。なんだか玄人っぽいパターです。

音量は最小限です。こういう形状のパターの場合、上と後方に向かって打音が響くように設計されているケースがあります。つまり、自分以外には打音はあまり聞こえないのです。

動画を見ると、トウ側から撮っているストロークでは、打音が、違うパターのように抑えて聞こえると思います。

パターにこだわるゴルファーの中には、この自分にしか聞こえない打音の方向性が良いパターの条件だと主張する意見もあります。

『トゥーロン パター パームビーチ パター』は、まさに、ジャストミートで、オススメになります。

実際にコースで使った印象は、「繊細」の一言でした。

オートマチックに簡単に打てるパターが主流になって久しいですが、『トゥーロン パター パームビーチ パター』は、タッチにしても、方向にしても、繊細に反応してくれました。

グリップも昔ながらのものなので、余計に敏感に感じました。

こういうパターは、入るときは入りまくるのです。調子の波の谷を最小限にするのは、打ち手のテクニックです。

調子の山が来たときには、敏感で繊細な部分がハマって、ボールがホールに吸い込まれていきます。

『トゥーロン パター パームビーチ パター』は、簡単過ぎるパターにうんざりしているゴルファーにオススメします。

難しいのではなく、繊細だからです。

また、落ち着いた雰囲気でパットをしたいゴルファーにもオススメします。

最近のパターは、構えたときに目から入ってくる刺激が多過ぎて、落ち着かないというゴルファーは結構多いのです。

そういうゴルファーには、『トゥーロン パター パームビーチ パター』の落ち着いて美しい外観が、パットを気分良く打たせることになるのです。

『トゥーロン パター パームビーチ パター』は、本当に美しいパターです。

こういうパターを生涯の相棒にしているゴルファーを想像してしまいました。憧れのゴルファーになる資格は、一瞬の決断なのかもしれません。

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ロマン派ゴルフ作家の篠原

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店、市場調査会社、団体職員などをしつつ、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストとしてデビュー。『Golf Planet』はゴルフエッセイとして複数の日本一の記録を保持し、恋愛小説も執筆。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 https://blog.goo.ne.jp/golfplanet

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