初心者
ぽーりー
コースで教える!その⑤初心者ゴルファーとのラウンドにて
初心者ゴルファーである友人とのラウンドは進み、次に現れたのが池越えのショートホール(パー3)と500ヤード以上ありかつ緩やかな上りの長いロングホール(パー5)です。
池越えはミス即池ボチャにつながるため、初心者にとっては嫌なホールです。
長いロングもナイスショットが何回か打てれば良いですが、ミスが重なり大叩きにつながりやすいホールです。
この2つの嫌なホールとどのような方法で対峙してもらったのかをお伝えしたいと思います。
※またケプカ選手が優勝しましたね! 強っ!
【ケース⑨】池越えのショートホールにて
そのホールはティーグラウンドのすぐ先から崖が始まり、グリーン手前約10ヤードまで池が続くホールです。
友人はその様子を見て絶句していました。
私もこのコースは何度もラウンドしていますが今でも嫌です。
目の前の池をクリアしグリーン側にボールを運ぶためのアドバイスとして、
①クラブを2番手上げて短く持つ
②ティーアップをいつもより高めにする
③グリーン側に行けばOK
の3点を送り、あとはいつも通りに振ってもらいました。
とにかくクラブがボールに直接当たって球が浮いてくれればOKですので、それだけを祈りながら見ていました。
打った結果は、なんとか池を越え対岸に運ぶことができました。
これだけで今回は100点です。
池越えは「池を気にするな!」とはよく聞きますが、気にならない訳ありません。
そうであれば、出やすいミスに対応した事前準備と、目標を下げ緊張を少しでも和らげることが良いかと思います。
私は大ダフリし池のど真ん中に入れてしまいました。
【ケース⑩】長いロングホールにて
池越えの緊張の次は530ヤードのロングホールです。
このホールは530ヤードとまぁまぁの長さですが、ティーグラウンドからグリーンまで緩やかに上っているため、数字以上にしんどいです。
ティーショットを無難にクリアした友人は、グリーンが遥か前方にあるのを見てすでにギブアップ寸前です。
確かに長いホールですが、残り400ヤードは切っておりますので、「7番で130ヤードを3回打てばグリーンに届くし、4オン2パットでボギー上がりだよ」と伝えたところ、少しやる気を取り戻してました。
長いホールは長いクラブを持ってグリーンに少しでも近づけたいという欲が出てきますが、無理さえしなければ悪くてもダボ(ダブルボギー)で上がれるというのが持論です。
クラブを短く持つことと距離を稼げるトップのミスはOKというこで頑張ってもらいました。
見ていると、やはり少しでも距離を出したいという欲が出たのか、打ったことのないユーティリティを使ってミスしたりと、なかなかの打数を稼いでしまいました。
その⑤のまとめ
友人を見ておりますと、つくづく「ゴルフは自分との戦いだなぁ」と思わされます。
欲を出せば池ポチャやミスショットにつながり、謙虚に無理せず打てば良いスコアにつながります。
普段の仕事のストレス解消に振り回したいですし、欲の塊の私にはとても厳しいものです。
しかし、本日のラウンドはスコアを意識したものですので、禁欲ゴルフです。
ロングホールで2桁打った友人も改めて気づかされたみたいです。
集中力を取り戻した友人を次に待ち受けるのは、左足下がりとつま先下がりの複合したライ&林からのショットです。