新・貧打爆裂レポート『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』

新・貧打爆裂レポート『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』

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今回の貧打爆裂レポートは、2019年5月24日にアクシネット ジャパン インクが発売した、スコッティ・キャメロン『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』です。

いつものようにコースに持ち込んで、ラウンドしました。

マレット型のみのラインアップの『PHANTOM X』でも見慣れた感じがする『7』と『7.5』の実力は? 動画も含めてレポートします。

『PHANTOM X』なのに『7』があるという衝撃!

『PHANTOM X』なのに『7』があるという衝撃!

『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』は、アクシネット ジャパン インクが2019年5月24日に発売しました。

『PHANTOM X』シリーズは、マレット型のヘッドのパターのみをラインアップしています。

今回、ラインアップを見たときに、「なんだこれは?」と驚きました。

『7』です。『7』といえば、オデッセイのマレットパターのフラッグシップモデル『#7』です。オデッセイといえば、『#7』という熱心なファンもいます。

スコッティ・キャメロンのパターで、形状も含めて『7』を見るなんて悪い冗談だと思ったのです。

『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』を素振りして、改めて衝撃を受けました。

振りやすいのです。何より、構えやすいのです。

構えたときにラインに合わせやすいパターは、基本的にショートパットに苦労しないものです。

『7』と『7.5』の違いは、ネックです。

『ファントムX』のネックは基本的にシングルベントネックです。『7』(写真左)はシングルベントネックで、『7.5』(写真右)はシングルショートネックなのです。

ネックが曲がる位置が高いほうが、フェースを開閉せずにストロークしやすく、低いとやや開閉しやすくなります。

小さな違いですが、こだわるゴルファーにとっては、まったく別のパターに感じるほど差があるのです。

六角形のヘッド形状を基本にして、軽量6061エアクラフトアルミニウムをボディにして、303ソフトステンレスでウイング部分を作ったパターで、黒いボディとシルバーのウイングが、落ち着いていてかっこいいのです。。

黒いボディのトップラインにネオンイエローのドットが3つ並んでいます。その前後に、アライメントラインが引かれています。

これらは人体工学を研究して、デザインしたそうです。

黒いボディは、アルミニウムの削り出しで、ソールもフェースもクラウンも継目なしで一体化しています。

これが良いです。

『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』は、パットが上手い人が、さらに向上するための1本という印象です。

高いレベルで満足できるパター!

動画を見てください。

『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』は、マレットとしては大型ではなく、小さめです。
イエローのラインがあるので、テークバックが引きやすいです。

個人的には、短いネックの『7.5』が好みでしたが、一般的には『7』のほうがやさしくて、特殊な感じがしないので、オススメです。

ボディが中空ではなく、アルミ合金のインゴットなので、打ったときに独特の打感がします。

打音がソリッドで小さめで、残響はありません。『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』の好き嫌いのポイントになると思います。

ラウンドで使用しましたが、想像していたより敏感なパターでした。

最も慣性モーメントが大きい『PHANTOM X 12 パター』に比べると、『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』はミスヒットしたときに、方向性には影響しませんが、転がる距離が落ちます。

これは、悪いことではないのです。真芯に当たったときの距離を基本にして、少しだけ距離を落としたいときにも使えますし、下りの速いラインのパットでも勢いが少し落ちたボールを自在に打てるのは心強いものです。

打音と打ち応えに、弾き感が薄いので、逆にしっかりと打ちやすいという効果を体感するゴルファーもいると推測します。

弱そうに感じるから、しっかりと打てるという皮肉な作用は、パットの世界では普通に起きる現象です。

『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』は、好き嫌いがハッキリするパターです。元々、オデッセイの『7』を打ってきたゴルファーにオススメです。

ヘッド形状に親しみを感じても、中身はかなり違いますので、それがプラスになれば面白いからです。

マレット型のパターを使いたいのに、鈍感過ぎるパターは抵抗があるというゴルファーにも、『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』はオススメです。

スコッティ・キャメロンのパターは、マレットタイプは感性ではなく、科学を信じて使うものだという人がいます。

否定はしません。『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』も例外ではなく、科学的なテクノロジーの集合体のようなパターです。

でも、個人的には、『PHANTOM X 7 & 7.5 パター』は感性で選んでほしいと願っています。見た目で入りそうだと思わせる魅力は、パターの最大の特徴だからです。

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ロマン派ゴルフ作家の篠原

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店、市場調査会社、団体職員などをしつつ、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストとしてデビュー。『Golf Planet』はゴルフエッセイとして複数の日本一の記録を保持し、恋愛小説も執筆。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 https://blog.goo.ne.jp/golfplanet

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フォーティーンDJ4bk_191209-200131
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