ぶつけたお詫びは?~世界のゴルフ界の面白情報を拾い読み#126

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ぶつけたお詫びは?~世界のゴルフ界の面白情報を拾い読み#126

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先週の「全米オープン」でもいろんな出来事がありましたが、なかでも話題になったのがヘンリック・ステンソンのギャラリーへの打球事故後の「お詫び」でした。

トーナメントでの打球事故は珍しいことではありません。

そして、その際の「お詫び」は、サイン入りのグローブやボールのプレゼントというのが相場なのですが、ステンソンの場合は……?

ぶつけられたファンと並んで記念撮影

“アイスマン”ことヘンリック・ステンソンのホットなお詫びとは?

打球事故が起こったのは第3ラウンドの16番ホールでした。

ステンソンの第2打はシャンク気味に右に飛び出し、運悪く男性ギャラリーのおでこを直撃しました。

彼はその場に倒れ込み、応急手当てを受けることになりました。

ステンソンがそばにやって来たとき、おでこは早くも腫れ始めていたのですが、意外にも本人は元気で、ステンソンに一緒に並んでの記念撮影をお願いしたのです。

それで、ぶつけたステンソンも、大事には至らないとひと安心。

そして、彼(被害者)のガールフレンドも加え、3人で横になって記念撮影をしてもらったのでした。

さらに、後日お詫びの品を送るためでしょう。彼の住所も聞いたそうです。

こうしたステンソンの“お詫び”をアメリカのゴルフメディアは“クラス・アクト(素晴らしい行為)”と絶賛していました。

タイガーのお詫びは定番だけど……

打球をギャラリーにぶつけた際のお詫びは、サイン入りのグローブが定番です。

そして、普通のプレーヤーがそれをしても、ほとんど話題になりません。

でも、タイガー・ウッズは別。

昨年の「全英オープン」の最終日、タイガーの打球を受けたギャラリーはサイン入りのグローブを受け取ると大喜び。

そして、さっそくSNSに「タイガー。あなたのグローブと握手がもらえるなら、わたしにぶつけてもかまいませんから」と投稿。

さらに、偶然撮影していた打球が当たる瞬間の動画をSNSにシェアすると、またたく間に世界中に拡散する騒ぎになりました(下掲のツイッター動画)。

どうせ打球にぶつけられるなら、やっぱりタイガー?

フィナウは自宅へお見舞い

最後は、ツアーでも心優しいプレーヤーのひとり、トニー・フィナウのお詫び。

打球事故が起こったのは、3年前の米ツアー競技「ディーン&デルーカ招待」(現チャールズ・シュワブチャレンジ)の第3ラウンド。

ハードヒッターのフィナウの打球を受けたのは、エリサという若い女性でした。

ネットにアップされた事故直後の彼女は、頭部からの出血で顔から胸まで赤く染まっていました。

幸いケガは軽傷で、彼女は数針縫ってその日のうちに帰宅することができました。

ところが、大会後、彼女はフィナウの訪問を受けたのでした。彼の手には、赤と白の2束のバラのブーケと、チョコレート。

そして、「早い回復を!」と書かれた手紙がありました。

フィナウは彼女の家にしばし滞在、会話を楽しんだとメディアは伝えています。

彼の優しい人柄が伝わるエピソードです。

プロの打球事故は確かに怖い。でもプレーヤーの対応次第では、ぶつけられた側にとってもいい思い出になり、その選手の一生のファンになるのかも知れません。

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こせきよういち

かれこれ30年もフリーランスのライター稼業をやっています。活動のフィールドはゴルフ雑誌がメインですが、ゴーストライターとして単行本を執筆したり、某出版社の運営を手伝ったり、テレビ・ラジオのスポーツ番組の構成を手掛けたり……。昨年(2016年)はトランプ大統領をテーマにした単行本の一部執筆もしました(笑)。でも、目下一番忙しいのは、日々SNSにアップしているゴルフ関連の話題を収集する作業かな。ゴルフ界、スポーツ界がもっと元気になれるように、との視点から有益な、あるいは面白い情報を集め、発信しています。 Twitter: https://twitter.com/kohe46

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GN20190618-0722
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