ドライバーは難しいクラブだということを認識する

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ドライバーは難しいクラブだということを認識する

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アマチュアゴルファーの中には、好きなクラブは何かと聞かれたときに、ドライバーと答える人は結構います。

ところが、得意クラブは何かと尋ねられると、ドライバーと答える人は少ないでしょう。

要するに、「好き」と「得意」は大きく違うのです。

ドライバーが好きというのは、当たったときの爽快感がなんともたまらないからではないでしょうか?

ドライバーが難しい2つの理由

ドライバーが難しい2つの理由

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ところが「得意」となると事情が違ってきます。

なぜ、ドライバーが得意というゴルファーが少ないかといえば、それは理屈抜きに難しいクラブだからです。

その理由は2つあります。

道具の機能的なものがひとつ。シャフトが長くなるわけですから、どうしたって難しくなります。

もうひとつは、ティーイングエリアに立ったときの「飛ばしたい」という気持ちです。

その気持ちが力みを誘発し、力が入ってバランスを崩したり、逆にヘッドスピードも出なくなるという現象を引き起こすのです。

腕だけの力に頼るから、飛ばないし曲がるのです

腕だけの力に頼るから、飛ばないし曲がるのです

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アマチュアゴルファーの場合、スイング的にいって、なぜドライバーが難しいかというと、体を軸にしたバランスの良いスイングができないからです。

ドライバーショットが下手という人というのは、手に仕事をさせ過ぎています。

つまり、腕だけの力に頼ってクラブを振っているから、逆に飛ばないし、曲がるのです。

シャフトが短いアイアンだと、そのような打ち方をしても、極端なミスショットになることは少ないのですが、シャフトが長くなると、そうはいきません。

というのは、タイミング、リズムというのは、シャフトが長くなるほど大事になるわけですから、体の部分の中で、足とか腰、腕などがバランス良く一連の動きにならなくてはいけません。

ところが、腕が主導権を持ってしまうと、バランスが崩れますから、ドライバーのような長いクラブは打てなくなるのです。

ドライバーが苦手という人は、ほとんどの人にそのような欠陥があるのです。

プロでも4割のショットがフェアウェイを外すクラブ

プロでも4割のショットがフェアウェイを外すクラブ

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では、ドライバーショットを上手く打つにはどうすればいいかというと、まず気持ちのうえではドライバーは難しいクラブだということをあらかじめ理解しておくことです。

実際、プロでもフェアウェイキープ率が60%後半なら、ドライバーは上手い部類に入ります。70%台なら一流クラスです。

それでも10回に3回は外すわけですから、アマチュアゴルファーが10回に7回外したって、なにも不思議ではありません。

それをまず認識しておくということが大切で、それが分かれば楽な気持ちでドライバーショットに臨むことができるはずです。

体に一体感を持って、一連の流れの中でスイングする

体に一体感を持って、一連の流れの中でスイングする

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では、どうすればドライバーが上手く打てるかといいますと、心理面では前述したように難しいクラブということを認識し、技術面ではとにかく体の動き全体に一体感があって、一連の流れの中でスイングをするということです。

そうしないと、長いクラブはこなせません。

一体感のあるスイングをするためには左肩、左手の甲、クラブヘッド、その3点を同時に始動させ、バックスイングをします。そうすると、腕だけで振り上げるということも防げます。

そのようにバックスイングを行えば、肩も回らざるを得ないのです。

それがトップですから、そこから後は、余計なことを考えず、大胆に振り下ろせばいいのです。

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Nick Jagger

元某ゴルフ雑誌編集長。ゴルフ取材歴30年以上。現在フリーランスのライターとして、単行本、ゴルフコミックの原作など多数執筆中。

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