コースの芝と練習場の人工芝の違いを覚えよう!

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コースの芝と練習場の人工芝の違いを覚えよう!

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世界には、生まれてから一度も人工芝の上から打ったことがないという人がいます。

日本では、ほぼ練習場は人工芝のマットでしょう。

これは、土地の広さと気候が関係しています。

昔、アメリカにいた頃は私も芝からしか打っていませんでいした。

ある時芝を一度全部剥がして、種をまくのを見たことがあります。2週間もしたらきれいな芝になり、1ヶ月もしたらそこから打てるのです。

日本では無理ですよね。

さて、ボールのある状況が練習場とコースで違うことで、注意することがあります。

また、練習場では上手くいくようになったのに、コースでは上手くいかないということもあります。

なぜなのでしょうか?

ボールのある状態は一番大事

ボールのある状態は一番大事

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ゴルフをするうえで、一番大切なのはボールのある状況です。

いわゆる、ライの状態です。

人工芝はナイロンやポリエチレンなどプラスチック素材でできています。

その下にはゴムがあり衝撃を和らげるようになっているのが一般的です。練習場によって、その人工芝の長さや質感が違います。

この練習場では上手く打てるのに、別の練習場に行くとなぜか上手く打てない。こんなことありませんか?

マットの種類と自分のスイングに相性があるのです。

マットの上にヘッドを置いて少し押してみてください。

まったくヘッドが沈み込まないマット、ほんの少し沈み込むマット、沈み込む量が多いマットもあります。

まったく沈み込まないマットは毛足が短く、人工芝1本1本が丸まっています。

このようなマットはリーディングエッジが入っていかないため、ターフが大きく取れるタイプのスイングの人はヘッドの抜けが悪く感じます。

少しカットにヘッドを使うスイングや、ボールだけを拾うスイングの人にはあまり影響はありません。

ただ、逆に考えるとこのようなマットでスイングを覚えると、カット軌道のスイングができ上がってしまうのです。

カット軌道が悪いわけではないのですが、スライスを直したいという人はやりにくいということになります。

コースでのボールはほぼ浮いている!

コースでのボールはほぼ浮いている!

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そもそも、日本のコースの場合、芝は野芝(グリーン以外)が基本です。

野芝は縦に伸びます。しかも芯があり洋芝に比べて硬い。

コースで芝の上にヘッドを置くと少し沈むはずです。

ボールは芝の上に乗っていることが多いです。常に地面より浮いている状態なのです。

よって、人工芝の短いマットは、コースとは違いがあり過ぎるということになります。

少しヘッドが沈み込むマットのほうが、実戦に近いしスイングも作りやすいと考えます。

では、どれくらい沈み込むのがいいのか?

指で押して爪の先端が沈み込むぐらいがちょうどいい。これぐらいのマットであれば、少し打ち込んでも払ってもいろいろなヘッド軌道に対応してくれます。

ということは、スイングがマットの影響を受けにくいので、思ったスイングが作りやすいのです。

少し芝が伸びているラフにあるボールも、実は地面についていないことが多いのです。野芝は根っこがしっかりしていて密集しているためです。

ラフにあるボールは沈むという言い方をしてしまいます。

そうすると、上から叩き込みたくなる。ボールの状態をよく見て、どれぐらい地面から浮いてるかを確認してください。

確認できたら、一定の速度で振り抜く!

こういう場合のために、練習場でティーアップしているボールを打つ練習もしておいたほうがいいです。

その時、一球打つたびに高さを変えてやると目線とヘッドの同調が訓練できますよ。

また、ボールのライが野芝ではない場合があります。

基本的にグリーン以外は野芝なのですが、たまにモジャモジャとした柔らかそうな芝に出くわす時があります。

特にグリーン周りに多く見られます。これは、グリーンの洋芝の種が飛んで発育してしまったのです。

この芝は注意!

冬場は密度が少なく粘り気が少ないので、打つことに関しては野芝と変わりないのですが、やはり野芝と比べると沈みます。

ボールが地面についてるか、少し浮いてるかをよく見る必要があります。

夏場は密度も多くなり粘り気が出ます。フワフワとして見えるので、柔らかく感じるのですが打つとヘッドの抜けが悪いのです。

ヘッドスピードを緩めずに打ち抜くことが重要です。

しかも、フェースは開いてください。度合いは距離によります。粘り気があるため芝がヘッドやネックに絡まり、かぶって引っかかることが考えられるためです。

人工芝のマットが削れている

人工芝のマットが削れている

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マットのどこにボールを置いて打ってますか?

だいたいが真ん中ですよね。新しいマットや少し削れてるマットであれば問題ありません。

しかし、マットの真ん中の人工芝がだいぶ削れてることがよくありますよね。

舟形の削れた底は人工芝がなくなっています。硬い土の上から打っているのと同じ状況なのです。

確かに完璧にスイングができれば打てます。しかし、練習は自分が考えてることや、教えてもらったことができるようにすることが目標です。

よって、ライの状態は打ちやすい良い状態が一番いいのです。

舟形に削れてる場合どの場所で打つのがいいでしょうか?

スタンスをする場所から見て、舟形の上下左右の4箇所が削れていない場所です。

左側:スタンスを取るとき、左足が打席マットの外に出てしまわなければ大丈夫です。

右側:右足が打席マットから出なければ大丈夫です。

上側:少し前上がりの状態になります。ヘッドは基本的にヒールから入りますので、これも大丈夫です。

下側:前に下がっている状態です。打席は地面に平行なので、手前が高いのです。前にも記述した通りヘッドはヒールから地面に着地するので、手前が高いと早めにヒールがマットに当たり、ヒールを中心に回転が起こり、抜けが悪くなることがあります。

よって、この状態は避けたほうがいいと思います。

天然芝からボールが打てる環境があれば、上達スピードは飛躍的に上がります。日本ではそれが難しい。

人工芝のいいところは、一定であることです。

相手が一定でこちらのスイングが一定なら、いつも同じインパクト音がするはずです。

いいインパクト音を目指しましょう!

いい音はここでは表現できないため、本当に知っている人に聞くのが一番です。

次回は練習場とコースでの外的要因、内的要因についてです。

では、また!

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kiyomatuゴルフ塾

ゴルフを始めて25年ぐらいになります。 インストラクターとしてゴルフのレッスンとクラブの工房をしています。現在のスイングに対する考えやクラブに対する考えは、今まで接してきたゴルファーに教えられてきた面が半分以上あります。それを踏まえた上で、スイングに対する理論、クラブがスイングに与える影響、心理がスイングに与える影響等を書いていきたいと思います。

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