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ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

チーピン持ちのS様のチーピンを解消した練習法

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回は、以前に登場していただいたS様との2ヶ月振りのラウンドレッスンでのお話です。

チーピンの悩み

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2ヶ月振りにS様とラウンドレッスンを行いました。

S様は、以前「ゴルフで得をしている人の話 奇跡のような人」という題で登場していただいた方です。

平社員なのに5000人規模の会社の社長以下幹部の大半がゴルフの弟子と言う、とても不思議な魅力の方です。

さすがに、少し出世して主任になりましたが、出世欲というような物は感じません。

S様「先日のラウンドで100を打っちゃいました」

S様は、時々出てしまうチーピン(急激に左に曲がる球)に悩まされています。

大事なところで出るチーピンや、それを怖がり大きく右に逃げてOBにしてしまったりと、チーピンのためにゲームを台なしにしているとのことです。

弟子に負けてしまいました

S様は、力があり、当たれば飛びます。

そのため、力一杯振り回しますので手をコネてしまいます。

私が以前から指摘していたのですが、飛ばし屋の性(さが)で同伴者が飛ばすと、ついつい力んでチーピンになってしまっていました。

それで、自分の弟子に負けてしまい、オマケに100まで打ってしまいました。

そのため、ラウンドレッスン前に、一度ビッグキャリーゴルフショップでレッスンをして、対処方法をレクチャーさせていただきました。

方法は、インパクト以降ヘッドが目標に向くようにする練習をしてもらいました(写真。ヘッドが目標に向いたところで止めます)。

S様の場合、目標よりもヘッドが左にある場合、手をコネている状態になっていますのでそれを防ぐための練習です。

S様はその後、久しぶりの86打でラウンドしました

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例えば、アンダースローでボールを投げる場合、手は目標に向くように投げます。それと同じです。

それを、練習してもらいラウンドレッスンに臨みました。

当日のS様の朝イチのドライバーショットは、ほぼ真っすぐな良い球筋のボールでした。飛距離は、軽く打ったのにも関わらず、私のショットよりも飛んでいました。

もう一人の生徒様とS様は、何度かご一緒していますので、S様の変わりように大変驚いていました。

S様は、その日一日ドライバー以下、ショットが好調で久々の86打でラウンドできました。

しかし、グリーン周りのショットが不安定で、とてももったいないラウンドでした。

本人も、それは感じたらしく。

S様「ロングショットは見えて来ましたので、次はショートゲームの練習をします」

S様が久しぶりに良いスコアを出すお手伝いができて、私もとてもうれしいラウンドレッスンでした。

新しい本が書き上がりました「ゴルフ 利き手を使う為の理論と練習」という題で書き上げました。

近日中に発売になる予定です。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。