ドローとフェード、どっちの球筋がいい？それぞれのメリット／デメリット

こんにちは、ライターのとやです！

突然ですが、皆さんの持ち球はなんですか？　おそらくですが真っすぐしか飛ばない、というゴルファーはいないでしょう。

しっかりヒットしたときは、大体皆さんドローかフェードのどちらかに曲がるはずです。それでは実際ゴルフをプレーしていく上で、球筋はどっちのほうがいいんでしょうか。

両方のメリットやデメリットがありますが、ドローとフェード、果たしてどっちがいいんでしょうか？

ドローボールのメリットは何だろう？

ドローボールのメリットを挙げてみたいと思います。

・ランが出て飛距離が出やすい
・ドライバーのスピン量が少なめで飛ばしやすい

この2点に尽きるでしょう。

少しでも飛距離を稼いだほうが次のショットが有利になるのは当たり前のことです。多くのゴルファーがドローボール習得のために練習を積み重ねていることでしょう。

また「ドローボール信仰」がまだまだ根強いからか、猫も杓子もドローボール！　という方も実際に残っています。

なんとなく上級者ってドローボールを持ち球にしているイメージです。

フェードボールのメリットって何だろう？

続いてフェードボールのメリットは

・スピンが入りやすいのでランが出にくくボールを止めやすい
・ある程度曲がり幅をコントロールしやすい

フェードボールになると自然とスピンが多く入ります。するとボールは高く上がって、止まりやすくなります。

キャリーでボールを計算しやすくなるんですね。

またフェードの場合、曲がり幅をある程度コントロールしやすいというメリットもあります。

ドローで引っかけるとどこまでも転がってしまうため、そのままOB一直線！　というケースもありますが、フェードはそこまで大ケガにつながりにくい持ち球です。

ドローとフェード、ショットに優劣はない

実はドローとフェード、どちらにもメリットがあり、またデメリットもあります。そのため「どっちがいい」と断定することはできません。

たまに教え魔の方に「ダメダメ、ドローボール打たなきゃ上達しないよ！」なんて言われても持ち球がフェードならばそれでいいんです。

無理に修正しようとして、フォームを崩してしまってはゴルフが楽しくなくなってしまいますからね。

自分がコントロールしやすいボール、打ちやすいショットが自分に合ったスイングであり持ち球なんです。

どっちがいいじゃなく、ドロー／フェードの特性を理解すべし

ドローもフェードもメリットを理解して武器にしていけば、ゴルフをもっともっと有利に展開させていけるでしょう。

ただデメリットは当然どちらにもあって、そのデメリットが出ないように、またミスの確率を下げるように練習していけばいいんです。

ミスの確率を下げて、それぞれの持ち球の長所を伸ばしていけば大丈夫です。

「最近はフェード最強、なんて言われている」

「ドローのほうがいい、と知り合いに言われた」

などいろいろな情報を耳にするケースがあると思いますが、そこは迷わず自分の持ち球の長所を生かすように練習を積んでいきましょう。

ドローにもフェードにもどちらにもメリットがあればデメリットもある。そこをちゃんと理解しておけば、周りからの雑音に惑わされることもなくなりますよ。