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冬場の難しい時期に超名門コース「霞ヶ関カンツリー倶楽部」に挑戦!〜“新ラウンド日記”第3回

ベストシーズンでも難しい名門コースに、コース条件の厳しい冬の時期に挑戦しました。

今回は、名門「霞ヶ関カンツリー倶楽部」です。

コースコンデションが厳しい中、グリーンシーズン前の現在の実力で、名門コースに歯が立つのか? 腕試しでもありました!

コースの難しさとともに、様々なショットを見ていきます!

どうぞ、ご覧ください。

舞台は、2020東京オリンピックのゴルフ競技開催予定の「霞ヶ関カンツリー倶楽部」です!

「霞ヶ関カンツリー倶楽部」の東コースをラウンドしました。

東・西合わせて36ホールの霞ヶ関カンツリー倶楽部の中で、2020東京オリンピックは、東コースで行われます。

東コースは、2016年に大幅な改造を行い、生まれ変わったと言われています。

当然距離も伸ばし、バンカーも増やしたと聞きました。より、戦略性が増した「霞ヶ関カンツリー倶楽部・東」で、コースと戦いました。

この時期としては暖かい、絶好のコンディションに恵まれました!

コース設定は次の通りです。
☆距離…アウト/3308ヤード・パー36、イン/3111ヤード・パー35、トータル/6419ヤード・パー71

☆グリーン・スティンプメーター…8フィート

アウトからスタートしました。

コースは難しく、「攻める! 守る!」というしっかりしたショットが必要でした!

ほぼ、平坦なコースで距離もありますから、「攻める! 守る!」を徹底しないと、すぐにダボ(ダブルボギー)、トリプル(トリプルボギー)が待っています!

★我孫子GC、相模CC、東京GCなど名門コースはほぼ同じですが、霞ヶ関CCもバンカーの配置が絶妙で、できるだけバンカーを避けていくことが、スコアメイクの鍵を握ります!

★「攻める!」という点では、花道もほとんどないようなホールでは、グリーン周りのバンカーに入るリスクを覚悟して、グリーンを狙っていく!

★「守る!」という点では、とにかくバンカーに入らないように方向性重視で、花道を狙っていく! またはバンカーに入らない距離で、レイアップして3打目にかける!

★「霞ヶ関CC」のグリーン周りのバンカーはとても大きく、さらにアゴも高いということで、脱出が難しく失敗するリスクが高くなります!

★グリーンは傾斜もあり、厄介なパットとなります! この日は8フィートと比較的遅かったので、助かった部分もありますが、実際の速さは決して数字の8フィートの感覚ではありませんでした!

この距離を正確なショットが打てた!〜攻め方の成功例①

アウト5番〈550ヤード〉ハンディキャップ(HD)1のロングホール(パー5)は、フェアウェイがS字に曲がっていますが、ティーグランドから、ほぼ真っすぐな距離のあるホールです。

ティーショット、2打目ともにあまり無理せずにピンポイントに打ち、3打目地点に来ました。風はややアゲンストでした。

ここから、ピンまでは195ヤードで、グリーン周りは右手前にバンカーがあるだけです。

グリーンは右奥へ斜めになっています。ピンはほぼセンターに立っていました。

ここでは、2番ユーティリティ(UT2)を持ちましたが、右のバンカーだけは絶対に避けようと思いました。

左手前のエッジでもOK、という気持ちで振り抜いたショットは完璧でした!

真っすぐに花道に向かって行き、グリーン手前から転がっているように見えました。

★手前のエッジでも良い、というぐらいの無理しない気持ちがナイスショットを生んだと思います。

この3打目は、昨年の年間ベストショットに匹敵するような、スーパーショットでした!

失敗をした後の難しい距離のあるバンカーからスーパーショット!〜攻め方の成功例②

イン14番〈539ヤード〉HD2のロングホールで、3打目をミスして手前90ヤード程のバンカーに入ってしまいました。

グリーン左奥に切ってあるピンは一応狙えますが、手前には大きなバンカーが口を開けています。

クリーンに打たないと、届きません。また、大き過ぎると縦の距離があまりないように見えます!

ミスをしたあとの4打目です。最低でもボギーで上がること! そのためにはこのバンカーショットをしっかりと乗せること! が求められました。

この時に意識したことは次の1点です。

★絶対にダフらないこと!

さて、52°で振り抜いたショットは、ダフらずにクリーンに打てて、ピンに向かって飛んでいきました!

グリーン面は見えませんでしたが、感触は十分でした。結果はピンのやや上2メートルにナイスオン! パーも狙える位置です。

残念ながらパーパットは入りませんでしたが、ナイスボギーでした。

判断を誤って無理をした結果が痛恨のダボに!〜攻め方の失敗例①

攻め方の成功事例①で紹介した直後の、アウト6番〈334ヤード〉のミドルホール(パー4)です。

このホールは、途中からわずかに右へドッグレッグします。ですから、ティーショットの狙い目は左でしたが、実際にはやや右にプッシュアウトして、右ラフでした。

グリーンを狙うには、せり出している右の林の枝が邪魔でした。

2打目は、少し高さを抑えたショットであれば、木の枝の下を通せると判断しましたが、この判断は無謀でした。

★枝を避けて、木のかなり下をハーフトップで転がして、グリーン手前に運ぶという選択が賢明でした。

結果は、枝に当たり木の下に落ち3打目も枝が邪魔になり、グリーン手前に刻むしかありませんでした!

2打目を欲張った結果、最悪のダボになってしまいました!

「バンカーでも仕方ない」の判断は間違っていた!〜攻め方の失敗例②

アウトの最終9番は、408ヤードと距離のあるやや左ドッグレッグのミドルホールです。

予定通り、ティーショットは右のバンカーを避けながら、ナイスドローボールでしたが、フェアウェイ左まで来てファーストカットに止まりました。

グリーンまでは175ヤード程度でしたが、UTがやや引っかかり左のバンカーに入りました。

2打目では、バンカーに入っても仕方ないとの判断をしました。しかし、この判断は間違いでした。

それはバンカーが大きいため、入る場所によっては、とても難しい距離のバンカーショットになる可能性があったからです!