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ゴルフスイング

しだしんご

シャフトだけでなく左腕もしならせて打てば飛距離はもっと伸びる!!

こんにちは♪

ドライバーで一生懸命に振っているのに、なぜか飛ばない、スライスする。

ドライバーのような長いクラブで遠くにボールを飛ばすには、それなりのコツが必要です。

腕をガチガチに構えると、力は半減……

ゴルフは、世界に数ある球技の中で、最も飛距離の出せるスポーツです。

長くしなるシャフトという棒の先端に、重たいクラブヘッドを取り付けることにより、ボールにはとてつもない衝突エネルギーが働き、200メートルを超える飛距離を生み出します(学生の頃走った200メートル走を想像すると、ものすごい距離ですよね!?)。

このように、ゴルフクラブというものは、道具の力を借りれば誰でもある程度は飛ばせるように設計されているのですが、これを邪魔してしまうのが、腕の力です。

飛ばそうと、腕に「グッ」と力が入り、速く振ろうとすればするほど、シャフトは上手くしならず、ゴルフクラブの持っている力が半減してしまいます。

両肘を軽く曲げて、リラックスさせましょう

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シャフトを上手にしならせるためには、腕を脱力させ、クラブヘッドの重たさを感じながらスイングすることが大切です。

力を入れてしまうと、なかなかクラブヘッドの重みを感じることは難しいですが、肩から先を「ダラン」と脱力させれば、重みを感じるはずです。

ちょうど左腕をムチのような柔らかくしなるものと考え、シャフトと同じように左腕も柔らかくしならせるようにすることで、クラブヘッドに最大限の遠心力が働き、シャフトも上手にしならせることができます。

アドレスでは、力を入れて腕を伸ばして構えるのではなく、両肘を軽く曲げ、肩から先を重力に逆らうことなく「ダラリ」と垂らした、リラックスした構えを作りましょう。こうして飛ばしの準備が整います。

遠心力で腕が伸びる!!

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スイング中脱力された腕は、インパクト以降すさまじい遠心力のかかったクラブヘッドに引っ張られるような形で、一気に伸ばされます。

プロゴルファーの腕の伸びた大きなフォロースルーは、腕が脱力した証。

フォローで腕が伸ばされることにより、低く長いフォローになり、ボールを前に押していくことができます。

これが飛んで曲がらない大きな秘密です。

飛ばしたいと思うのなら、まずは脱力!

効率よくクラブを使って、自分最大の飛距離を手に入れましょう!!