ゴルフスイング
Nick Jagger
オーバースイングはエネルギーの無駄!スイングの大きさは10時から2時まで
ドライバーショットの軌道は、厳密に言えば横長の楕円ですが、クラブを円運動させるためには、体の左右対称の動きが求められます。
左右対称のスイングを意識する
トップとフィニッシュの大きさが同じになれば、クラブは円運動になります。
従ってスイングを作る上では、左右対称の楕円を描く意識を持つことです。
手が10時と2時の反対の位置では、肩や腰の回転が逆になるだけで、正面から見た形は、体の中心線を境にして左右対称です。
しかし、現実的にはクラブを振る勢いがあるため、まったく同じというようにはなりません。
意識として、左右対称です。
トップの高さはグリップが右肩の位置で十分
具体的な注意点としては、トップが大きく、フィニッシュが小さくなる傾向が多くのアマチュアゴルファーに見られます。
飛ばそうとスイングを大きくすると、たいていこのパターンになります。
ドライバーが45インチ以上になった現在では、左肘を伸ばしてグリップを遠くに上げれば、右肩の高さで十分なのです。
ところが、ボールを飛ばしてやろうという意識が強いと、どうしてもグリップは肩の位置に止まらないで、頭の上まで行ってしまいます。
そのためにクラブを引き戻すのにエネルギーを使い果たしてしまい、軸回転ができなくなるのです。
バックスイングよりもフィニッシュの位置を意識する
スイングの大きさとして、トップとフィニッシュが左右対称でいいのです。
10時から2時のイメージで振り切れば、振られているクラブに勢いが付いているので、右肩が目標を指すまで回ってしまいます。
バックスイングばかりに意識を払わないで、フィニッシュの位置のほうに気持ちを集中させて、体の回転や腕の振りを伸びやかにすることが大切なのです。