ゴルフスイング
Nick Jagger
シャンクの原因は3つ!シャンクが出た時に取るべき対策とは?
練習中に突然出て、しかも連発するのがシャンクです。
何度打っても右45度、周囲の視線を集めた人も多いことでしょう。
こんな時はいったん打席を外して、一休みするのが一番です。
ところが、ラウンド中にこのシャンクが出てしまうと、次打を打つのがもう恐怖です。
対処法はシンプルに考えよう
ボールがクラブのネックの部分に当たることで、狙った方向より約45度も右に飛んでいく恐ろしいボールです。
これが連発しては、その日のラウンドはもうボロボロです。
シャンクの原因については、細かく挙げるとキリがありません。
「クラブフェースが開き過ぎている」
「一言で言えば、手打ち」
「インパクトで左わきが空いている」
「スイング軌道が極端過ぎる」
などなど。
レッスン書などにはシャンクの対処法がいろいろ書かれていますが、もっとシンプルに考えてみましょう。
根本的な原因は、突き詰めれば3つ
シャンクが出るということは、インパクトの瞬間、アドレスでの手の位置に両手が戻ってきていないということです。
グリップが前に突き出ていたり、左手の甲が上を向いていたり……。
しかし、アドレスの位置にグリップが戻ってくれば、ボールはしっかりクラブフェースの真ん中にヒットできるはずです。
それなら、絶対にシャンクしないはずです。
では、どうしてグリップが元の位置に戻ってこないのでしょう?
●土台である下半身が動き過ぎてる
●スイング軌道が狂っている
●手首をコネている
突き詰めると、理由はこの3つに絞られます。
体を回しながら、クラブヘッドを落とすだけ
そこで、シャンクが出た時は、もう一度アドレスの姿勢を確認して、体と腕が同調しているかだけを意識して素振りをしてみましょう。
それで気持ち良くいつものスイングがスムーズにできていればOKです。
絶対に「またシャンクが出そう……」などと考えてはいけませんし、グリップを元の位置に戻そうなどと、手や腕に意識がいってもいけません。
肩を回して、クラブを上げたら、あとは体を回しながら、クラブヘッドを落とすだけです。
そのようにシンプルに考えてスイングすれば、シャンクは出ません。
シャンクが連発するのは、レッスン書で聞きかじった細かな対処法を付け焼刃でやってみたり、不安なままスイングするからです。
不安は手に表れます。シャンクの主犯は手なのです。