Gride

(c)GettyImages/trumzz

ゴルフスイング

sakabeeee

アプローチでイップス!?誰にでもできる克服法

アプローチのイップスはパターやドライバーのイップスに比べて、かなり深刻な状態にあると言えるかもしれません。

パターはイップスでも何回か打てばいつかは入ります。アプローチイップスは何打かかってもグリーンに近づけません。

これではゴルフが嫌になってしまいますよね。そこでここでは、そうならないためのアプローチイップス克服法を紹介します。

アプローチイップスの克服法は「クラブを短く持つ」

(c)GettyImages/Atsushi Tomura

アプローチイップスの人の多くが、クラブを短く持つだけで改善されます。

もちろんすべての人が改善されるわけではなく、アプローチイップス気味の人のイップスが改善されるだけです。

イップスの人の多くはイップスだと思い込んでいるだけです。

ですから、クラブをコントロールしやすいように短く持つだけで以前のようなショットを取り戻すことができます。

まずは試してみてください、「もしかしたら上手く打てるかも」くらいの軽い気持ちで試してみましょう。

ショットを転がすアプローチイップス克服法

(c)GettyImages/eyecrave productions

アプローチでイップスになっている人を見ていると、わざわざ難しい打ち方をしている人がほとんどです。

ある程度いいスコアも出せるようになって、貪欲に技術を高めようとした結果、プロのスイングを真似て、難しい打ち方になっていることがよくあります。

アプローチでしっかり止めたいから、サンドウェッジでボールを高く上げて打とうとしたり、柔らかなスイングをしようとします。

難しいことをするから失敗します。失敗を繰り返してイップスになります。だったら難しいアプローチをしないことです。

ボールは低く転がして打つ。初心者の気持ちに戻り小さいスイングにすることがイップス脱出の近道です。

首筋をマッサージするアプローチイップス克服法

(c)GettyImages/Wirestock

本格的なイップスの人は、腕や背中の筋肉に無駄な力が入っています。

なんとかしなくてはという思いから、筋肉が緊張してしまって硬くなっているのです。

そういうときは首筋のマッサージが効果的です、ショットの前に首のコリを揉みほぐしてあげましょう。

ほぐれてきたなと感じたら、深く考えずにすぐにショットしてください。ショットの精度は落ちますが、イップスのショットに比べればマシになるはずです。

この繰り返しで大きなミスを減らしていくことで、精神的なプレッシャーから開放され、イップスからの脱出が可能になります。

「アプローチさせようとしない」イップス克服法

(c)GettyImages/nullplus

アプローチに限ったことではなく、パターでも同じですが、狙った通りに打とうとするから失敗します。

イップスじゃなかったときだって、ベタピンのアプローチなんて偶然でしかできていなかったはずです。なのにイップスになるとなぜ寄せられないのか悩み込んでしまいます。

アプローチなんて少しでもピンに近づけばいいんです。30ヤード残っているなら10ヤードずつ進んでもいいんです。最後はパターで寄せるという手もあります。

一気にピンに近づけようとしないこと。これが精神的な面でイップスから開放される方法になります。

アプローチイップスはゴルフをやめたくなるほど、精神的にきついものです。

実際にゴルフをやめてしまった人もいます。でも諦めなければイップスは治ります。

治ると信じてミスショットしても笑顔を作るようにしてください。イップスは必ずなくなる。そう思う気持ちが大切です。