ゴルフスイング
おっ3
パッティングの距離感!あなたはメカニカル派?それとも感覚派?
香妻プロ、初優勝おめでとうございます♪
最終日の追い上げは見事でした。最終日を28パットでまとめた事が飛距離の優位性を活かしたと言えるかもしれません。
さて、グリーン上ではカップまでの距離を歩測して、傾斜を読んで、と皆さんルーティーンを持っていますよね?
そこからは、パッティングストロークの大きさをメカニカルに作る方、自分の感覚を信じて打つ方に大きく分けられるのではないでしょうか?
『おっ3』はパターが苦手です。ショートパットは特に嫌いです。
苦手なりに試してきた事を振り返り、現在のスタイルに至った理由を明確にしたいと思います。
パッティングに悩んでいる方の参考になると幸いです。
70センチが入らない・・・
ゴルフを始めた頃から、グリーン上で距離感・方向性共に自信を持てずにスコアを崩す『おっ3』のゴルフスタイル・・・。
握り方を変えれば、課題を克服できるか? と思い、試した数々。
●逆オーバーラッピング
(プラス面)最もオーソドクスで右手の感覚を生かしやすい。
(マイナス面)ヘッドがぶれやすい。
●クロスハンド
(プラス面)ヘッドを真っすぐ動かすイメージが湧きやすい。
(マイナス面)距離感をつかみにくい。
●クロウグリップ
(プラス面)肩の動きでストロークしやすい。
(マイナス面)毎日練習する必要がある。
そして、一度は長尺パターを手にしました。
ハーフ12パットで上がるラウンドもあり、苦手を克服したかのように思った時期がありました。しかし・・・。
自信がないとメカニカルにも動けない!
ある日のラウンドで、長尺パターを使ってダフッた『おっ3』。
下り3メートルのバーディーパット。慎重に距離を測り、ラインを読み、ストロークの大きさは2.5メートルの時と同様に設定。
ガチガチに固い動きをした結果、ダフってしまいボールは1メートルもショートしました。
長尺を使ってもこんなミスをするならば、ここは原点回帰! と考えました。
再びピン型に戻し、グリップは逆オーバーラッピングにしてメカニカルな動きで練習を始めました。
しかし、今度は距離感がどうにも合いません。
そんな時に、ドラコンキングの安楽拓也さんからヒントをいただきました。
『目から入った情報と感覚をもっと信用した方が良い』
安楽さんは、言わずと知れた『ドラコンキング』ですが、ゴルフの理論は飛ばしに特化している訳ではありません。
レッスンオブザイヤーを受賞された事で、それを実証されたと思います。
ある番組のロケで、ゲストが「安楽さんにこんな事を聞くのはおかしいかもしれませんが、パッティングの距離感に悩んでいるんです」と質問されました。
すると「もっと、目から入った情報を信じて、自分の感覚を磨く練習をしてください。機械のように人は動けないです。その日の体調によってもヒットする強さは変わります」
さらに
「カップからボールが出て来て、ボールがある位置まで転がって来るイメージをしてください。ボールの位置まで来たら、『打ち返して』ください。距離感はあって来ますよ」
『これだぁ!!』と思いました。
それ以来、メカニカルにパッティングする事を止めました。
入ろうが入るまいが、自分の感覚重視です。手の動きがおかしくなる事もなくなりました。
いかがでしょうか?
パッティングに悩んでいらっしゃる方にとって、少しでも参考になれたら幸いです。