ゴルフスイング
あやの
6方向もある!?スイング中の正しい手首の使い方を覚えよう!
こんにちは! ライターのあやのです。
今日はスイング中の正しい手首の使い方をご紹介したいと思います。
手首は全部で6方向に動かすことができるのですが、スイング中どのポジションでどう動かすのが適切か知っていますか?
ゴルフスイングは人それぞれ違いますが基本を知ることは重要!
手首の動きはフェースコントロールやスイングアークの最下点のコントロールに直結してくる、とても大事なことなので、この記事で基本を覚えて練習の時にご活用ください✩⃛( ͒ ु•·̫• ू ͒)
それでは、いってみよー!
その1 とう屈
「とう屈」は手首を親指側に曲げる動きです。
上の画像のように「グーッ!」の時にする動きです。
テークバックの最初のパートでは両手をとう屈させます。
背屈させてしまうアマチュアが多いので、ここはしっかりとう屈させましょう。
またダウンスイングの最初でも少し両手をとう屈させます。
この切り返し直後のとう屈がタメを作るので、わたしは個人的にこれをすごく大事な動きだと思っています。
その2 尺屈
「尺屈」はとう屈の逆の動きで、親指側を伸ばし小指側に曲げる動きのことです。
上の画像のように、ダーツ(矢)をリリースする時の動きです。
ゴルフスイングでは尺屈をインパクト前から使います。
ハーフウェイダウンからインパクトまで、徐々に右手を尺屈させていきます。
ダウンスイング開始直後に尺屈させると、「キャスティング」という状態になって早い段階でヘッドが垂れてしまい、インパクト付近でハンドレイトになってしまう可能性が高くなるので気を付けましょう。
その3 掌屈
「掌(しょう)屈」は手首を手のひら側へ曲げることです。
まさに招き猫の手はこの掌屈の状態です。
掌屈はバックスイングの最後、トップポジションの時左手で行います。
いわゆる「ボウイング」という形を作るために、左手の掌屈と右手の回内(後述)を同時に行います。
また、インパクトゾーンでもこの掌屈を左手首がキープできると、タメのあるロフトを立てたインパクトを作ることができます。
その4 背屈
「背屈」は手首を甲側に曲げる動きです。
上の画像の彼は手首を背屈させています。
基本的にゴルフスイングで背屈は、トップでの右手、フォロースルーの後半からフィニッシュまでの左手以外では、あまり使わないと言っていいと思います。
例外として、結構なストロンググリップな場合のバックスイングで少し左手で背屈を使う、または意図的に高い球を打つ時にダウンスイングで左手を背屈させフェースを開くことなどはあるかな~と思います。
多くのアマチュアゴルファーはこの背屈をスイングで必要以上に多用してしまっています。
バックスイングの最初でとう屈せずに尺屈から始めた場合、その直後に背屈が必要になってきます。
またトップでフェースが開いているゴルファーも左手首を背屈しているケースがほとんどです。
その5 回内
「回内」は手のひらを下に向ける動きのことです。
回内はトップからインパクトに向けて右手で行います。
回内をしていき、それをキープしてインパクトします。
回内、回外はこれまでの4方向と違い、手首の動きに連動して肘下も一緒に動きます。
その6 回外
「回外」は、回内の逆で手のひらを上に向けていく動きです。
ベン・ホーガンも自身の書籍でこの回外について「いいゴルファーは皆、左手の回外をインパクトで使う」と触れているほどインパクトでの大事な動きす。
インパクトゾーンで回外させながら尺屈させ「ボウ」をキープすることで、ロフトの立った理想的なインパクトができます。
おわりに
今回の手首の使い方は聞きなれない言葉が多く難しく感じたかもしれませんが、このように手首の使い方をはっきり理解できると上達のスピードがグッと上がるので、ぜひ、ご自身ができているか確認してみてください(◍ ´꒳` ◍)b
では、また次回お会いしましょう〜、バーイ♪