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ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

スライス克服のための練習方法 その1:ヘッドの動かし方編

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

スライスを克服するための練習方法を、何回かに分けて解説させていただきます。

今回は、ヘッドの動かし方編です。

球筋を決めるのは「インパクト」の時のフェース向きです。

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真っすぐな球筋にするためには、インパクトの時にフェース面は目標に正対していなければいけません。

フェース面がインパクトの時に右に開いていれば、ボールは右に飛び出します(今回のテーマです)。

フェース面がインパクトの時に左に向いていれば、左に飛び出します。

ゴルフクラブのフェースは開きやすいので、インパクトの時にアドレスの状態に戻さなければいけません。

それに加えアウトサイドインのスイング軌道がプラスされるとスライスです。

球筋を決めるのは「インパクト」の時のフェース向きです。

しかしインパクトは目で見えないので理解が難しいのです。

この現象を頭と体で理解しないと、いつまでもスライサーのままです。

フェースをアドレスの時の向きになるように戻します。

アドレスの状態に戻るインパクトにするための練習方法は簡単ですが、習得するには繰り返しの練習が必要です。

まず市販の練習マットを用意します。

●小さな振り幅からユックリとインサイドアウトに振ります。

●ヘッドを50センチ程テークバックしてからティーの場所にアドレスの形にして戻す、これを繰り返します。

●慣れて来たら、テークバックをグリップエンドがボールに向いたところから切り返し、ヘッドをティーの場所にアドレスの形に戻します。常にインサイドアウトに振ります。

●何回か続けてフェースをティーの場所にアドレス(ヘッドは目標に正対する)のフェース向きになるように戻します。

●インパクトの時にフェースが目標に正対してしている事を“目”で確認します。

●慣れて来たら、体のどの部分を使ってフェースを元の状態に戻しているのか、自分の筋肉の動きを感じてください。

ユックリとフルスイングをする振り幅で練習をします。

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次にフルスイングをする振り幅で練習をします。

●これもユックリと大きなトップからインパクトまでにヘッドをアドレスの形に戻します。この時に使っている筋肉がストレートなボールを打つための動きです。

●インパクトの時に、フェースが目標に正対してしている事を“目”で確認しその形を脳に記憶させます。

この動きを脳と筋肉に記憶させ、違和感なく動くように練習を毎日行います。

ボールを打つ必要はありません。回数は少なくても良いです。毎日行い、インパクトの形を目に焼き付ける事が大事です。

ゴルフスイングはヘッドが主役で、ヘッドの動きはフェースをインパクトの時にアドレスのフェース向きに戻す動きです。

体が動いてしまったり、体が開くとフェースが元に戻りません。

体は土台として使い、腕を振ってスナップを使う事が、スライスを克服する方法です。

練習の初めのうちは、ヘッドを速く(強くではありません)振れませんが、練習を続けていれば、下半身を土台として使う方法のほうがヘッドを速く振れる事が理解できるようになります。

練習を続ければ、必要な筋力も付き速く振れるようになります。

仕上げは、インパクト以降は右腕を左耳の下に巻き付けるようにフォロースルーに至ります。

私の書いた本に「スライスにさよならをする」という本があります。

スライスを克服するために必要な事をできるだけ文字数を少なく、短編に仕上げていますのでぜひ読んでみてください。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。