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ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

記憶に残る生徒 大根切りのスライサーにレッスン(1)

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回は見事なほどのアウトサイドインのスライサーがストレートボールを打てるようになるまでのお話です。

大根切りのSS様がご来店しました。

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夏の日の夕方、お客様からメールにて体験レッスンを受けたいとのお申込みをいただきました。

「元々スライス打ちだったのですが、最近は引っ掛けボールも出るのでスコアにならないので一度見てほしい」とのご依頼でした。

何度かのメールのやり取りで、体験レッスンの日を決めお待ちしていました。

時間通りに、車でご来店をいただき、ご挨拶と現状をお聞きしました。

少し太り気味の50歳の営業職の方で、接待が月に2度ほどあり「大根切りのSS」と自ら名乗るスライサーでした。

最近は左に飛ぶ引っ掛けが出るようになり、接待のお客様に迷惑を掛けてしまっているので申し訳なくて、個人レッスンのスクールを探していてこちらを見つけました、との事でした。

最近フックグリップに変えたとのこと。

早速当店の試打室で7番アイアンとドライバーを打っていただきました。

思い切り外に上げてインサイドに引き降ろす、典型的な大根切りです。

私「見事なほどのアウトサイドインのスイングですね」

SS様「少し前までスライスしか出なかったので、左のラフを狙って右のラフで止まるくらいで何とかなっていたのですが、最近は、左に出て行ってそのまま左の林に入ってしまう球が出るようになってしまったので、打ち方がわからなくなってしまいました」

私「最近何かを変えましたか?」

SS様「知り合いにスライスを治すにはフックグリップが良いと聞きましたので、フックグリップにしました」

グリップを見せていただいたところ、左手のVの字も右手のVの字(親指と人差し指の付け根で形成するV字部分)も右肩を指すフックグリップでした。

私「最近出る引っ掛けは、そのフックグリップが原因ですね。でもスイングを習うのならもっと飛ぶストレートかドローボールを打ちたいですよね」

SS様「できればそうしたいのですが」

効果的なレッスンの受講について。

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SS様の場合、週1回で3ヶ月程通っていただければ、インサイドアウトのスイング軌道でボールを打つ事ができるようになります。

と申し上げると。

SS様「わかりました。どうしたら良いのですか?」

私「スクールにご入会していただき、週1回、曜日と時間を決めていただくか、毎回次の予約をしてください。その辺は個人レッスンですので何とでもできますが、最初の4回はできるだけ間隔を詰めてレッスンを受けていただく方が効果的ですよ。今までの経験では、2週間以上空きますと元に戻ります」

SS様「わかりました。入会しますのでよろしくお願いします」

ということでご入会をしていただき、SS様に必要なストレートボールから軽いドローにするためのスイングの理論をお教えして、これからの練習方法を一通り説明させていただきました。

次回はアウトサイドインを治す練習方法の解説です。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。