ゴルフスイング
飛太郎
飛ばし屋のスイングに共通するゴルフスイングの「肝」とは?
こんにちは! 飛太郎です。
今回も「飛距離」についての記事ですよ~(笑)。
苦手な人は、レッツ・リターン!(笑)
ウソウソ!(汗)
記事の内容はウソじゃないですが、苦手意識なんて持ってても何の得にもなりませんから、どうぞどうぞ、ちょっくらお立ち寄りになってください♪
今回は「飛ばし屋のスイングって、一般ゴルファーの参考になんかならないだろう?」って声が、どうも天から聞こえてきた気がしたので(←ヤバい奴)、ちょっとお伝えしたくて。
目次
飛ばし屋のスイングは美しくない?いやいやそんなことないですよ。
動画は、2017年にアメリカはコロラド州デンバーのパークヒルゴルフクラブで開かれた、ワールド・ロング・ドライブ・チャンピオンの様子です。
要は、世界の飛ばし屋たちがその飛距離を競い合う、最高峰の舞台なわけです。
なかなかお目に掛かれない、貴重な動画だと思ったので引用させていただきました。
ボールが硬いハズだとか、ランが異常に出過ぎてるとか、ヘッドスピード(HS)が52メートル/秒(m/s)で400ヤードも飛ぶか? とか・・・。
コメントにはいろんな賛否が飛び交ってますが、注目すべきなのはそんな所ではございません(笑)。
ここに登場する飛ばしのプロたちのスイングをご覧になって、何かお気付きになりませんか?
「男性陣、めっちゃデカい」
「パワーがスゴイ」
「やっぱり海外の選手、スゲー」
・・・ってそういう感想だけではなくて、男女問わず彼らのスイングをぜひジックリ見てください。
いかがでしょう?
やたらめったら無茶苦茶に振り回してる選手が、一人もいないことに気付きませんか?
その中でも飛太郎イチオシなのが、一番最初に出てくるトロイ・モリンズ選手のスイング!
動画の中で赤いスカートを身に付けた、笑顔の素敵な女性選手です。
飛ばし屋の最高峰である彼らに共通しているのは、何でしょう?
写真は、飛太郎の記事ではしょっちゅう引用させていただいている、「飛ばし屋ダスティン」こと、ダスティン・ジョンソン選手。
世界ランキング1位でありながら、飛距離もツアートップクラスのスーパースターです。
さて、ドラコンの最高峰選手とツアー最高峰の飛ばし屋。
僕はそこに、競技の差などを設ける必要性は感じていません。
今回、ぜひご一考いただきたいと僕が強く思ったのは、一般ゴルファーが驚愕(きょうがく)するような飛距離を放つ選手たちに共通する、ある一つの「法則」について。
確かに、動画で登場したライアン・リースベック選手(3分8秒頃に登場)などは、ものスゴイ体格を持っています。
しかし、そんな規格外のパワーを持つ彼らも例外なく、このダスティン・ジョンソン選手と同様に、その共通項・法則を持っているんです。
それって何だと思います?
マンブリだろうが何だろうが、絶対に外れない「スイングプレーン」
このジェイソン・デイ選手も、強烈な飛距離が出せる選手の一人ですね。
ただ、お気付きの方も多いかもしれませんが、ダスティン・ジョンソン選手もジェイソン・デイ選手も、ちょっと特徴的なスイングをしますよね。
ダスティン・ジョンソン選手は特に印象的で、あれだけの高さをキープしたトップの位置から、フィニッシュはかなり低い位置に収めます。
それは他のどんな選手であっても、もちろん先ほどの飛ばしの超人たちも同様で、トップやフィニッシュの形は、どの選手も一様ではないんです。
しかし、です。
あれだけパワフルなスイング、強烈な飛距離を出す個性あふれる選手たちでも、たった一つだけ絶対に崩れない確固たるモノがあります。
それが「スイングプレーン」。
「無茶苦茶に振り回している選手が一人もいない」と僕が言ったのは、どの選手もこのスイングプレーンが、見事に崩れることなく維持・形成されているからです。
逆説的に申せば、どんなにトップやフィニッシュを美しく形作っても、スイングプレーンが崩れてしまうと思うようにスイングできませんし、飛距離も望めません。
ですから、飛距離を伸ばしたいと言って思い切りパワーをつける、という考えはいったんどこかに置いといて・・・(笑)。
スイングとは何なのか、それを彼らの姿から読み取ることができるんじゃないかと、不肖・飛太郎は考えたわけです。
「餅は餅屋」ではありませんが、やっぱり飛距離のプロって、飛ばす秘訣を持ってるものです。
追伸:飛太郎後記
さて最後に、締めくくり&補足説明をさせていただきます。
どんなにスゴイ力を持っていても、上述してきたスイングプレーンが崩れてしまうと、ポテンシャルを活かすことはできないということ。
そして同時に、ゴルフスイング、ひいては「物理の力」を正しく使うことができたなら、男女問わずきっともっと飛距離を伸ばすことは可能だということ。
世界一を競う飛ばし屋集団であっても、その不文律(ふぶんりつ)は決して曲がることはないのです。
それは、飛太郎イチオシとご紹介した「トロイ・モリンズ選手」を見ていただければ、よりご納得いただけるんじゃないかと思うんです。
動画においてはマイル換算になっていましたが、彼女のHSは51.8m/s、ボールスピードは79m/sと、それほど「超人」というわけではありません。
でも、彼女は400ヤード飛ぶのです。
「飛ばし屋なんて、力任せにスイングしてるだけだろ?」っていう偏ったお考えは、払拭していただくに十分な動画だったと、飛太郎は考えます。
ここで補足説明ですが、小雨降りしきる中、しかも上記したHSで400ヤードという数字には、少々疑問が残るのもまた事実。
キャリーで340ヤードだとしても飛び過ぎですし、雨の中でランが50ヤード以上出るという事に疑問を抱かれる方もいらっしゃるかと思います。
使用されているボール、芝目の状態、風、クラブ性能など、疑い出せばキリがないのも頷ける所だとは思います。
ただそこは、今回の記事の主旨ではありません。
HSが50そこそこであっても、またはそれに満たないという方でも、飛距離をあきらめてしまう必要はない、そう僕は申し上げたかったんです。
飛距離アップに限らず、物事のヒントは世の中のそこかしこに点在していると、僕は信じています。
一緒にぶっ飛びましょうよ!! ねぇ!!(←怪しい)
それではまた! 飛太郎でした。
トロイ選手、いいわぁ・・・(笑)。