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ゴルフスイング

PAR RUSH 01

上達するために必要なこととは何かを考える!「その壱…アドレスでのフェースは?」

ゴルフ上達のためには、やはり練習が必要でしょうね。

でも、仕事をしていれば練習の時間は限られます。

そんな中で、上達された方は様々な工夫をしながら練習したのではないかと思います。

練習の質を高めるためには、まずはアドレスに注意を払うべきではないでしょうか!!

今回はアドレスでのフェースの向きについて考えてみます。

アドレスでのフェースの向きについて「女子プロのアドバイスは」?

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ツアーにはあまり出ていないけど、女子プロとラウンドする機会がありました。

その時はラウンド終了後に練習場で個別に手ほどきを受ける機会がありました。

練習では、女子プロからもっとフェース(ロフト)を立てて構えるようにアドバイスをされました。

私の受け取り方は、フェースを立ててというよりも、「フェースがやや左を向く感じで構えなさい」というものでした。

私にとっては、えっと!いう感じで、これじゃ左に引っかかるじゃないかという極端な印象でした。

しかし、女子プロは、「フォローでしっかりと体を回転させればこれでも引っかかりません」というものでした。

その後、その教えを守って練習をしていましたが、何となく不安なままスイングをしていました。

この時はプロの言うことを、正確に理解しないままにこれを身に付けようとしていたのだと思います。

阪田哲男さんの「ゴルフ力の鍛え方」に書いてあったこととは?

アマチュア界で有名な阪田哲男さんの著書「ゴルフ力の鍛え方」を読み進めると、何と同じようなことが書かれていました。

体格が欧米人と比べて小柄な日本人は、リーディングエッジで方向を合わせると球は捕まらない。

少し「アゴ」を引いてフェース面を飛球線方向に合わせるように構えることが大事だと。


「ゴルフ力」の鍛え方 完全版

アゴを引くとはどいうことかわかりますか?

「アゴを引く」って何なの???

これだけ言われるとわかりませよね。この言葉は丁寧な解説が必要です。

写真の右のクラブは、左方向の飛球線に対してリーディングエッジを直角に構えています。

一般的にアドレスはスクエアに構えること、と言われます。

体の向きはスクエアに構えられたとして、クラブのどこを基準として、スクエアに構えますか?

通常、クラブのリーディングエッジを飛球線に対して直角にするのが一般的なフェースのセットの仕方だと思います。

しかし、これでは実は開いて構えていることになり、狙いよりも右へ行くことになるのだということを女子プロも阪田哲男さんも言っているのです。

そのため、フェースをセットする際には、写真の左側のクラブのように、ヒール(アゴ)の部分を少し手前に引いて構えること、つまりフェース面を飛球線方向に合わせることで、スクエアに構えることになるのです。

この構えでは、そのまま左に振り抜けば左に引っかかると思いがちですが、しっかりと体を回転させれば引っかかることはありません。

最初は、怖いので思い切って左に振り抜くことができないかもしれませんが、練習をしていけば捕まった球を打つことができます。

ぜひ、トライしてみて下さい。捕まったナイスドローが打てること間違いなしです!

「アゴを引く」ことは、アイアンばかりではなくドライバーでも一緒!

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アゴを引くのは、アイアンに限ったことではありません。ドライバーでも一緒です。

ドライバーのフェースはアイアン以上に立っています。

9.5°ではかなり立っているために、そのリーディングエッジを飛球線に直角に構えがちです。

でも、これでは、開いて構えていることになり、捕まった球を打つことはできません。

ドライバーでも、アゴを少し引いて構えることで、捕まった球を打つことができますよ。

ドライバーはアイアン以上にスイングがフラットになるので、引っかかることが怖いと感じるでしょうが、勇気を持って左に振り抜くことで、ナイスドローが待っています!

スイングをあれこれと考える前に、先ずはアドレスをきちんとすること、これが上達への第一歩ですね。

さて、次はボールの位置について、考えてみましょう!