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ゴルフスイング

Yanagi@TPIトレーナー&ドラコンプロ

【動画で解説】自宅で簡単にできる、捻転差を作るストレッチ

Gridgeをお楽しみのみなさん、こんにちは!! TPIトレーナー&JPDAドラコンプロのYanagiです。

今回は、飛距離アップの土台作りとして、上半身が硬いことで起こり得るスイングエラー、上半身の可動性を上げるストレッチについて解説していきます!

飛距離を伸ばす上で、大きなトップを作ることは大事なポイントです。

一方で、デスクワークやスマホ操作の時間が増え、猫背になり胸椎の伸展がしにくい身体になっている人も多くいます。

このような身体的な制限がある中で、どのようにゴルフスイングを改善していったらいいのでしょうか?

身体が硬いゴルファーの選択肢は2つ

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ゴルフスイングをする上で、必要な可動性がない、もしくは安定性がないという身体的な制限に対して、ゴルファーには2つの選択肢があります。

1.ゴルフトレーナーのアドバイスに基づき身体的制限を回避したスイングを取り入れる
2.フィットネストレーナーのアドバイスに基づき身体的な制限を取り払う

の2つです。

間違っても、身体的制限を無視しトッププロのスイングを真似したり、スイングを改善するドリルだけで何とかしようと考えてはいけません。

例えば、胸椎の伸展が不足しているにもかかわらず、大きなトップを作ろうとすると、腰を痛めるでしょう。

当然、「手をここに下ろす!」「ここで前傾をキープ!」というような意識だけで改善するモノではありません。

これは、独学でゴルフ練習している人、ドリルに特化したレッスンを受けている人(頭を動かしてはいけない! ○○しなくてはいけない!! というレッスン)がよく陥る悪循環です。

もちろん、「〇〇な動き」が必要な場面はありますが、そもそもその指導通りに体が動く状態でない場合があります。

技術や意識、練習量が足りないのではなく、そもそも身体が動かせる状態にないにも関わらず、練習を重ねている人が多くいるのです。

何よりもまず、希望する動き、スイングに耐えられる準備ができているか、自分の身体的な特徴を評価しなければいけません。

身体的な制限を評価せず練習しても、間違った動きを植え付けてしまう可能性があります。

最低限知っていてほしい関節の仕組み

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私の記事を読むうえで、最低限頭に入れておいてほしい関節の仕組みについて簡単に解説します。

それは、私たちの体は主に、「可動性」を求められる関節と「安定性」を求められる関節の2種類で構成されているということです。

そしてこの関節は、交互に配置されています。

「可動性」を求められる関節は、円運動することができます。「安定性」を求められる関節は、前後方向に動くことがメインです。

例えば、足首は円運動できますが、膝は前後にしか動かしません。股関節は円運動が可能です。

足首→膝→股関節は、円運動→前後運動→円運動が可能ですね。

このように、「可動性」が求められる関節と「安定性」を求められる関節は交互に配置されているのです。

それでは、「腰(腰椎)」はどうでしょうか?

そうです。「腰(腰椎)」は「股関節」の次にくる関節ですから、「安定性」を求められる関節で、左右方向の動きは不得意です。

ゴルフで「腰(腰椎)」を痛める時は、左右方向に無理に動かす時です。

身体の硬くなったゴルファーの多くは、「可動性」の不足を「腰」でフォローしてしまう場合があります。

「胸椎」や「股関節」を可動域の限界まで動かしてもトップの大きさが足りないと感じると、そこからさらに腰を左右に動かしてしまいます(サイドベントとは違う動き)。

これでは、運動連鎖を活用できないどころか、腰を痛めてゴルフができない身体になってしまいます。

上半身の「可動性」=「柔軟性」を高めるストレッチ

さて、前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ今日の本題です!

ここまで読み進めていただいたみなさんは、何となく身体の仕組みや各関節に求めらられる動きがイメージできてきたと思います。

今回は、大きなトップ、捻転差、タメのあるスイングに必要不可欠な、肩や肩甲骨、胸椎の柔軟性を高める基本的なストレッチをご紹介します。

「プロのようにカッコいいスイングでビックドライブを実現したい!」「簡単なフィットネスを取り入れてスイングを改善したい!」という熱血ゴルファーの方、「デスクワークで身体がカチコチ……肩こりがなくなってゴルフも上手くなるフィットネスはないかな?」という欲張りなゴルファーのために、「胸椎」の柔軟性を改善するフィットネスを用意しました。

1日5分取り入れてもらえれば、肩こりも取れてスイングもきれいになり、飛距離も伸びちゃう運動です!

※ストレッチについては動画で解説させていただきました!

寒くて練習場に行けない時、仕事が忙しくて練習の時間が取れない時、ステイホームの間に軽い運動をしたい時に取り入れてください。

特に3つ目に紹介したストレッチは効果抜群で、2、3日続けるだけでもスイングが変わってきますのでぜひ試してみてください!


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