ゴルフスイング
ノザ@ゴルフライター
【高い球のメリット】ピンをデッドに狙ったり、追い風なら300ヤードを狙おう!
よく行く遊園地は西武園です!
こんにちは! ゴルフライターのノザです!
今回は、前回の低い球のメリットの第2弾「高い球のメリットについて」説明していきます。
そう! 前回は低い球で、今回は高い球なんです。
低い球も高い球もそれぞれにメリットデメリットがあるので、どちらの球筋も覚えたほうがゴルファーとしての引き出しは当然増えます。
どちらがいいとかではなく、どちらもある程度の知識は必要。
そうするとドローだったりフェードだったりも打ちやすくなるものです。
さて、前置きが長くなりましたが、ここからは高い球のメリットについて説明していきます。
目次
1.高い球が打てれば300ヤード超えも狙える!
タイトルにあるように、高い球が打てれば【300ヤード超えのショット】も夢ではありません。
例えばラウンドで、猛烈なフォローだったとします。
この場合通常のティーショットでもフォローに乗っていつもより飛びますが、ここで高い球を打てばどうなるか?
高い球は当然、対空時間が長いのでその分風に乗る時間も長い。
正直、恐ろしく飛びます。
風速5メートル/秒の「どフォロー」で290ヤード近く飛ばしたことがあります(僕の平均飛距離は240〜255ヤード程度)。
意図して高い球が打てれば風を味方に付けられます。380ヤードのパー4ならそれでもう残りは80ヤード。
セカンドショットはウエッジでOKな訳です。
飛距離は大きなアドバンテージになります。飛距離は正義!
上手く高い球を使えば楽にゴルフができますよ!
2.ピンをデッドに狙える!
【高い球が打てる=ピンを狙える】です。
理由としては以下になります。
・高い球はランが少ない
・つまりランを計算に入れないで打てる
・キャリー計算ならピンを楽に攻められる
ランを計算に入れなくていいので、楽に攻められるようになるんです。
ランは本当に曲者でして、仮に落ち際がキツい下りなら果てしなく転がってしまうし、今度はラン込みの計算で打っても、上り傾斜に着弾してランがゼロだったりします。
しかし高い球はランが少ない。
つまり残りヤードをキャリーで計算すればいい。だからゴルフはかなり楽になるんです。
例えば6番アイアンでも高い球を打てば、グリーンでそれほど転がらずに済みますから。
アイアンを武器にガンガン攻めるタイプ(松山プロのような選手)には、高い球は必須技術です。
3.ラフからでもグリーンで球を止められる
ラフからグリーンを狙うとなると、スピンが効かずに球は転がり続けます。
これはフェースと球の間に芝が入り混んでしまうため、スピンが掛からなくなるんです。
しかしこれも先ほど説明したように、高い球ならランが最小限で済むので、果敢にグリーンを狙える訳です。
プロの試合でもラフからグリーンを狙う際のフェースはかなりえぐいことになっています。
ほぼ水平になるくらいにフェースを開いてますから(笑)。
フェースを開けば当然球は高く飛びます。
いかに高い球がラフに対して有効かわかりますよね。
4.高い球ならバンカーや池越えでも安全!
高い球が打てれば、ゴルフ場に存在するいくつものトラップにかからなくなります。
例えばバンカーや池。
これはゴルフ場のトラップでも最たるものですが、こんなもの高い球が打てれば何も怖がる必要がありません。
バンカーや池は、高い球が打てず、低い球だけを打つ人にとっては脅威となります。そこにあるだけでプレッシャーを感じるでしょう。
プレッシャーを感じると、体のどこかに必ず力が入り、いつものスイングができなくなる。
そうしたものを感じない訳だから、それだけで高い球を覚える意味があると思いますね。
【注意点】風の向きに気を付けて使おう
ただ高い球も良いことばかりではありません。
意図的に打てる方なら大丈夫ですが、元々高い球が持ち球の人は注意が必要です。
なぜなら高い球は風に翻弄されるから……。
一番最初に紹介したドライバーで300ヤードの話ですが、これフォローなら最高ですが、アゲインストならどうです?
向かい風だから飛距離はロスしますが、ここで高い球なんて打ったらより風の影響を受けて200ヤードくらいになってしまう。
例えばグリーンをショートアイアンで狙う時も、やはりアゲインストの影響を受けてグリーンまで届かないことも往々にしてあります。
低い球を操れる方はそこで切り替えることで難を逃れます。
元々高い球の人はここで低い球を打つ技術が必要になるので、やはり両方の球を打てたほうがいいですね。
まとめ・高い球はバーディも狙えるけど、風の状況に注意!
ということでまとめます。
【高い球のメリットを解説】
1.風を使えばドライバーで300ヤードも可能
2.ピンをデッドに狙える
3.ラフからでもグリーンを狙える
4.池やバンカー越えにもプレッシャーがかからない
5.ただ風の向きには気を付けよう
以上になります。
高い球が打てればかなり有利です。絶対に覚えておきたいスキルのひとつ。
特にアイアンでスコアを作る方は必要です。
ただ先ほど書いたように、高い球だけでなく低い球も覚えておきたいです。
・フォローなら高い球
・アゲンストなら低い球
こうした使い分けができれば、強風でも怖がる必要はなく、ホールによって打ち方を変えればいいだけ。
まあそこまでいかなくても、一応どういうメリットデメリットがあるか頭に入れておくだけプラスになります。
それではまた!