ゴルフスイング
宮下芳雄@プロゴルファー
【すべてのゴルファーへ】前傾角度をキープする方法2.0!
こんにちは、宮下芳雄です。
今回は「前傾角度」が起き上がらないことについて記事を書きました。
ゴルフを始めて35年になりますが、その当時からゴルフ雑誌等でよく取り上げられているスイングエラーですね!
ゴルフのレベルに限らず悩んでいる人も多いいことと思います。
その悩みを解決できるヒントをぜひ見つけてくださいね!
目次
前傾角度が伸び上がってしまう原因って何?
前傾角度が伸び上がってしまう原因は、実はいろいろあります。
例えばアドレス時に股関節の入った構え方ができていないとか、ダウンスイングで腰が回転できずに前方へズレてしまうなどなど、ゴルファーのスタイルによってその原因が違ってきます。
今回はアドレスからインパクトまでのスイング中に前傾角度が伸び上がらない方法について詳しく説明をしていきます。
アドレスで股関節を入れて構え、伸び上がりを予防する
まずアドレスで股関節を入れて構えましょう。
実は、伸び上がりを予防するために、これはとっても重要なのです。
では詳しい方法を説明します。
1.股関節にシャフトを当てて構える
2.そのシャフトを少し押すようにして股関節から上半身を前傾させる
3.猫背になっていないこと、両膝が少し曲がっていることを確認
特にゴルフ初心者はアドレス時の構え方に注意しましょう!
バックスイングは左肩を意識できると伸び上がらなくなる!
次はバックスイングで前傾角度が伸び上がらない方法の紹介です。
左肩をボールへ向けて(近づけて)バックスイングすると前傾角度が伸び上がりにくくなります。
えっ!? と思う人も多いことでしょう!
前傾角度と言うと、背骨を意識しようと考えるゴルファーが多いはず!
この意識は、決して間違いではありません。
しかし、背骨は自分の目で直接見ることができないので、意識しにくいことが現実です。
それに対して左肩は自分の目で確認できるので意識がしやすく、前傾角度を矯正するにはとても効果的なのです。
左肩を意識すると体と地面との距離が変わらなくなります。
結果的に前傾角度をキープしてバックスイングをすることができるのです。
ダウンスイングではオーバーシフトに気を付けろ!
ずばり言いましょう!
左足かかと体重でインパクトしましょう。
これまでは体重を母指球に乗せるのが良いと言われてきました。
しかし、最新の考え方ではかかと体重でインパクトすることが正しいと言われています。
これにより骨盤が回転しやすくなりフォロースルーをスムーズに振り抜けることができ、結果として前傾角度を保ってスイングすることができるのです。
インパクトではお尻の数に注目しろ!
まずはダスティン・ジョンソン選手のインパクトをご覧ください!
皆さんに見ていただきたいのが「お尻」です。
後ろから見た時にお尻が右のお尻だけでなく、左のお尻も見えるようになると伸び上がりをなくせるのです。
ダウンスイングで骨盤がしっかり回転できれば前傾角度の伸び上がりを予防できるのです。
少し言い方を変えると「野球のバッティングのイメージ」「骨盤を回転させて振り遅れるイメージ」で大丈夫です。
ではみなさん、前傾角度の安定したスイングを目指して頑張ってください。
Have a nice golf!