ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
少ない言葉でも伝わる、トップアマm様にした振り遅れのアドバイス
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、トップアマのm様とラウンドレッスンをした時にアドバイスした、振り遅れの修正方法です。
トップアマ
ビッグキャリーゴルフショップの生徒様で一番上手い方にラウンドレッスンしました(倶楽部選手権10回以上制覇)。
m様は、大きな試合が近いとのことで、調整と問題点があれば見つけるためにラウドレッスンを頼まれました。
ラウンドを拝見していて、全体的に良く仕上がっていて、ドライバーも飛んでいました。
しかし、体の回転が少し早いために、狙うラインより少し右に出ているのを感じました。
私「飛んでいるとつい体の使い過ぎで、体の回転が過多になります。それが原因でドライバーショットが右に飛んでいますよ。それで右を嫌い、手を返すと左に引っ掛けが出るようになってしまいます」
m様「そうなんですよ。時々少し右に飛ぶのが気になっていたんです。対処法はどうすればいいですか?」
私「体が開いた状態でインパクトしているので、体の正面で打つためには、トップで体が右を向いた状態のままクラブを振ってしまうことです」
m様「なるほど」
長い間スイングを診ています
m様とは長い付き合いなので、少しの言葉で伝わってくれます。
これが、私のスクールに入ったばかりの生徒様の場合、返ってくる答えは……。
「それでは、手打ちになってしまうのではないか?」
そのような疑問を持たれる方もいます。
振り遅れる方は、実際に下記の方法を試してみてください。
その方法は、出前持ちのトップを右肩の少し後ろ上に作り、そこで止めます。
右脇が閉まり、右肩が少し後ろに引かれた状態ですので、少し右を向いている格好になります。
右を向いたまま腕を振ってしまう
ダウンスイングの時、顔はボールを見たままヘッドがボールを通過するまで見ています。連続写真くらい腕を振らないと、体は開いてしまいます。
手打ちとは、腕と体がバラバラに動くことを言います。
手打ちにしないためには、脇を閉めて体と腕を連動させれば良いのです。
脇が閉まっていて腕を振れば、体も勝手に付いてきます。
ボールを打つのは腕です。腕がしっかりと振れなければヘッドは走りません。
しかし、腕と体をつなぐ脇が開いた場合、連動性がなくなり手打ちになります。
m様とは長い付き合いなので、上記のようなことは言わなくても「トップで体が右を向いたまま打つ」と言えば理解してくれます。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。