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ゴルフスイング

セベケン

フィッティング?クラブに合わせる?どっちが正しいの?

セベケンさんの「ゴルフクラブ倉庫」です。

写真に写ってるのは……ほんの一部です。(^^ゞ

以前は、自宅の納戸に無理やり収納していて、増えすぎると数百本単位で欲しい人にあげたりして、微調整していましたが、さすがに手狭になって来たので、よく道沿いとかにある「トランクルーム」を借りることに! (;´∀`)

そこには、多種多様なクラブがあるので、クラブに合わせて打つということが、当たり前に! そこから得たものは?

昔はクラブに合わせるのが主流

今でこそ「クラブフィッテイング」というのが職業になるくらい、クラブに合わせるのではなく、クラブを自分に合わせるという考え方が主流になって来ました。

昔はクラブの値段も一般的な収入に比べるとかなり高価で(30~50年前)、フルセットで給料の1ヶ月分くらいは当たり前に掛かるものでした。

ですので、ちょっとくらいしっくり来なくても、クラブに合わせて、上手に振れるようにと合わせて練習したものでした。

ゴルフがお金のかかるスポーツと、言われる所以でもありました。

クラブに合わせる効果

もちろん、クラブフィッテイングが当たり前になって来た昨今、無理に合わないクラブを振る必要はないし、スイングを壊す! という考え方を持つ方が多いのではないかと思います……。

が! ジャストフィットしないクラブを打つという効果もあるんです!

例えば、私はレディースクラブとかも使います。すると万振りすると、シャフトがしなり過ぎたり、ヘッドが軽くつい引っ掛け球を打ったりしてしまいますが、クラブのポテンシャルに合わせると?

あら不思議! 球が真ん中に集まり始めます。それに、思ったほど距離も落ちていない!

そういう発見があるのです。そうして脱力して打つコツを自然と体得したりできる訳です。

1番アイアンだって打てる!

逆に、昔の重くてロフトの少ない、スチールシャフトの1番アイアンはどうでしょうか?

これを常時バッグに入れてる人はほとんど皆無だと思いますが、これも「クラブに合わせてあげる」と……もちろん、ハードスペックなので200ヤード以上キャリーで打って……なんていうのは、パワーヒッターでもない限り無理です。

今の自分のスイングで上手に打つ方法を見つける訳です。

「長くて重いから、ちょっと短く持って……」とかです。

当然、ゴロのように上がらずに飛んでいくので、キャリーで150ヤード、ランで30ヤードみたいな球を打ってみます。

「これならできるじゃん!」という発見が!

そこで、今度はいつも使ってるアイアンに持ち替えて「短めに、コンパクトに、転がすように」打ってみるのです。

すると? あれ? いつもよりしっかりボールをとらえられて、しかもコントロールが効いて、距離も変わらないじゃあ~りませんか! ということになったりする訳です。

現状フィッテイングで良いのか?

こうなってくると、現状の自分のスイングに合わせたフィッテイングは、もしかしたら「必殺現状固め」←プロレス技か! になりはしないか? ということです。

スライサーの人に、絶対スライスしないクラブを与えると、もう、そういった仕様のクラブじゃないと打てなくなり、しかも根本原因のスライス仕様スイングが固定化される! 恐ろしいことです!

ちなみに100年前のヒッコリーとかも使いますが、スイング中に急加速したりすると、シャフトに負担が掛かります。

なので、まったりゆっくり振ると、スイング自体が滑らかになる! しならせないでも飛ばせるじゃん! ということになります。

「合わないな!」と思ったら、すぐに中古ゴルフショップに売り飛ばしたり、リシャフトするのではなく、ちょっとだけ、そのクラブの言い分を聴いてあげても良いのではないか? と、千本単位でいろんなクラブを使ってきた私は、思うのであります。

きっと、新たな発見があるかもよ! それに、多様なクラブに合わせられるということは、自身のスイングを簡素化して「スイングエキス」を抽出するという効果も!

ものは試しかも知れませんよ! (^_-)-☆