ゴルフスイング
PAR RUSH 01
ゴルフは風が大敵!暴風では対処のしようがない!ラウンド実戦解説
天気は良いのに、風が半端なく吹き続けて、その激しさが増して、対処のしようがないような状況でラウンドすることになりました。
さらに、グリーンの速さも半端ではなく、風の影響に輪をかける難しさの予感がありました。
ゴルフでは良く言われますが、「風よりも雨のほうが良い!」というのを痛感したラウンドを実戦で解説します!
目次
このような予報で心配していましたが、想定以上の厳しさになりました!
この日の市町村別の天気予報では、風速は朝から11時頃まで5メートル、その後7メートルになるということでした。
しかし、朝の練習時からとても5メートルの風じゃないなぁという感じで、9時過ぎのスタート時点で、すでに7メートルぐらいの風を感じました。
このまま何とか持ってほしいとの期待は無残に打ち砕かれ、風はどんどん強くなっていきました。
前半の上がり3ホールはフォロー、フォロー、アゲンストでした!
上がり3ホールの最初は、距離は150ヤードちょっとのショートホール(パー3)ですが、強烈なフォローで、ピンフラッグがしなっていました。
風に乗れば間違いなくオーバーするので、2番手下げてトップ気味の球を打ち、花道に止まりました。
しかし、ここからのアプローチが風に乗り、傾斜を上っていきました!
次は短いミドルホール(パー4)で、ティーショットはフォローの風に乗り、ピンまで90ヤードの場所まで飛びました。
2打目はピンまで強いフォローで、58°のウェッジでのショットは完璧でしたが、風に乗り奥のラフまで転がりました!
最終は、打ち上げのロングホール(パー5)です。
この風の中でナイスショットでしたが、2打目はものすごいアゲインストで、少しフックしたら、果てしなく曲がり、1ペナ(ペナルティ)まで落ちていきました。
前半の最終ホールを終わる頃には、風はゴルフで年に1回もないくらいの突風となり、グリーン上のパットにも影響する風でした!
後半をスタートする頃には、突風が混じることがあり、立っているのも大変な状況に!
昼過ぎに、後半をスタートしました。
まずは412ヤードのフォローの打ち下ろしのミドルホールでしたが、このホールが大変でした。
ティーショットの距離が出ますが、2打目の距離感と奥に切られたカップに、とても苦労することになりました。
ゴルフプレーで、初めてグリーン上のパッティングで、風を計算しなければならない状況でした。
パットするのに置いたボールが動いてしまうのではないかというぐらいの風で、カップに対して、斜め上からのスライスラインのパットが、カップ下からの強烈な風で、曲がずに通過するということになりました。
これには、全員唖然としました!
その後も、風は強くなる一方で、帽子が飛ばされるのはもちろん、フェアウェイを歩くのも難儀するほどでした。
この突風に翻弄されて、ショットを考えるのも大変で、特にグリーン上は、グリーンの速さと風が一緒になり、距離感がまったく合わない状況が続きました。
最後は、皆んなで笑うしかなく、これもゴルフですね!
最後の最後まで風が弱まることはなく、吹き続けました!
時折、10メートルを超える風で、ピンフラッグは表紙の写真のようにしなっていました!
良いショットも風に流されて、ペナルティエリアに飛んでいきました。
こうなると、スコアどころではなくなるものです。全員が、風の影響でスコアはメロメロになったのは言うまでもありません。
プロは、こんな風の日でも、スコアを崩しながらも何とかラウンドしますよね。さすがです!
我々も、このような風ですが、何とか踏ん張ることを覚えないといけないんですね! と、笑って話すのが精一杯でした。
しかし、本当に良い思い出になりました。
今後、このような風でも何とかしのいでいける自信は持てました!