ゴルフスイング
おっ3
わかりやすい股関節の使い方~トレーニング法~
昨シーズンは、年間獲得賞金ランキング8位と大躍進した小祝さくらプロのトップです。
脱力した上半身がしっかりと捻転されて、その重みは右の股関節がしっかりと受け止めています。
逆説的な話になりますが、股関節にしっかりと乗っていれば、強く叩きにいくこともできます。
股関節の柔軟性を高めること、効率の良い使い方を身体が記憶すること、周辺の筋肉を鍛えることは、飛距離アップと正確性向上の両方に必要です。
今回は、『おっ3』流の股関節トレーニングをお伝えします。
柔軟性はマル必です。
スムーズに効率良く、かつ美しくスイングするためには、身体の柔軟性はマル必の条件だと思います。
『おっ3』は、身体の柔らかさの必要性について今まで何度か投稿していますが、残念ながら『柔軟性』については読者の皆さんの反応はあまり良くないようです。
しかし、股関節の柔軟性に関しては、『スイングが成立するか否か!』というレベルの話になると思います。
写真の『膝抱えストレッチ』の他にも『あぐらストレッチ』などは、テレビを見ながらでも簡単にできます。
具体的なストレッチの方法は、リンク先でご確認ください。
ぜひ、生活習慣の中にストレッチを取りれて、股関節の柔軟性を手に入れてください!
お尻歩きできますか?
赤ちゃんが、1歳半から2歳くらいになるとできるようになる『お尻歩き』は、とても効果的な股関節のトレーニングです。
方法を活字にしてみます。
両膝を伸ばして、床に座ります。背筋を伸ばして、両腕は走る時のように使います。その状態で、骨盤を前後に動かして前に進みます。
床についている方の骨盤を支えにして、反対の骨盤を床から浮かせるようにしながら前に動かします。
これを繰り返してください。
コツをつかんだら、後ろ歩きにもトライしてみましょう。
慣れて来ると、スピードも上がりますよ。
ただし、かかとで床を蹴って動きをサポートしないように注意してください。
筋力アップを目指しましょう
最近、転倒事故が増えたのか、エスカレーターの片側を歩くことを禁止する駅があります。
ならば、いっそ階段を使いましょう。
エスカレーター前で詰まることも並ぶこともなくなります。
周囲に迷惑にならないようならば、一段ずつ飛ばして上がりましょう。太腿を高く上げる意識を持つことがポイントです。
続いてのおススメは、ながらトレーニングです。
体育座りをして、少し膝と膝の間隔を開けてください。
両膝の外側を両手のひらで思い切り押し、両膝はそれに反発するようにお尻の筋肉を使ってください。
そしてもう一つ!
片方の膝をつき、ついた膝と反対の手も床について、片膝と片腕で体重を支えます。
宙に浮いた腕と足をゆっくりと伸ばしながら、できるだけ高く上げて保持します。
保持する時間は、筋力に応じてご自分で設定してください。
時間が来たら、伸ばした腕と足をゆっくりと縮めます。これを10回繰り返してください。
この地道なトレーニングが、きっとGood Shotに導いてくれますよ♪