ゴルフスイング
おっ3
サヨナラ大根切りスイング~その1~
「スライスも出れば引っ掛けも出る……もうどうして良いのかわからないー」というご経験はありませんか?
その原因は一つ! という場合があります。
トップの位置からヘッドをボールに向けて急激に叩き落とすような動き、いわゆる『大根切り』です。
今回は、『おっ3』が『大根切り』を叩き切ります!!
背負い投げのようにスイングしてはいけません!
柔道の投げ技の定番『背負い投げ』。
前に崩しながら、前回りさばきで相手の懐に踏み込む、または、後ろ回りさばきで相手を引き出し、潜り込む様に体を沈め、(おんぶする様な形で)相手を背負い、自分の釣り手の肘を相手の脇の下に入れ、肩越しに(相手を担いで)引き手で引いて投げる技。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%8C%E8%B2%A0%E6%8A%95
柔道の投げ技の中でも美しい決まり手の一つです。しかし、それは柔道においての話。
ゴルフでは『背負い投げ』はいけません!
トップからヘッドを地面に叩きつけるように動かしてしまう動きになってしまい、インパクトエリアは極端に短く、大きくカットしてしまう軌道になるからです。
右にも左にも曲がります。
写真は、航空自衛隊のブルーインパルスによる華麗なアクロバット飛行です。最高速度、マッハ0.91の機体が美しい曲線を描いています。
しかし、こんな曲線を自身が放ったボールが描いたら・・・
『大根切り』のスイングからは、右曲がりのボールも左曲がりのボールも出ます。
極端なカット軌道でインパクトするため、アームターンをしなければどスライス、アームターンすれば低いチーピンになると思います。
どちらにしても、スコアメイクの上では致命的な球筋です。
老若男女問いません。
『大根切り』スイングは、老若男女問わずに発生します。傾向としては、以下の原因が考えられます。
①利き手主導のスイング
②力み
③前傾姿勢を保てない
④バックスイングで肩の回転不足
⑤アップライト過ぎるスイングプレーン
⑥当てに行く意識
etc・・・
上記の原因は、性差や年齢によって起こるものではありません(力みは男子に多いとは思いますが・・・)。
そして、多くの方が『大根切り』になっていることに気付かずに、スイングをさらに壊してしまう可能性もあります。
一刻も早く克服して、安定したボールを打てるようにしたいものです。
次回は、『大根切り』チェックと克服法について考えてみます。