ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
スイング改造を恐れてはいけません。自分のスイングを動画で見ることの大切さ
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、「スイング改造を恐れてはいけません」というお話です。
誰でも変えたいところはあると思いますが、簡単にはできないことなので躊躇してしまいます。
ゴルフは一生できると考えたら長い道のりです。
ゆっくりでもいいじゃないですか、理想を追求してみましょう。
動画を見る
私がスイングを改造する時に役に立ったのはビデオカメラでした。
初めて自分のスイングフォームを動画で見たのは30年くらい前でした。
友人がビデオを買ったので撮ってもらいました。
初めて見た時は愕然としました(ほとんどの方が、がっかりするでしょう)。
私は、シャフトクロス(右利きの場合、トップで飛球線よりシャフトが右を指す)の自覚はありましたが、その姿を自分で見ると、何とも恰好の悪い、力んだスイングで恥ずかしくて見ていられませんでした。
数年して、自分でもビデオを買えましたので、練習のたびにビデオを撮りました。
家に帰ってから動画を見るのですが、前回撮ったスイングフォームと少しも変っていない自分にガッカリすることの繰り返しでした。
簡単には変えられません
スイングフォームを見るたびにガッカリするのですが、いつの間にか自分のスイングを見ても嫌悪感を感じなくなりました(それなりに少しずつ良くなっていたのでしょう)。
いつでもスイングのことを考え、関連する本を読み新しい試みもいろいろ試していました。
本を読み、仮説を立て、練習場で練習をして、コースで試してみます。
一生懸命に練習をしても、わずか3ホールでこれはダメだとあきらめることがかなりの頻度でありました。
練習をするたびに開眼と失望の繰り返しです。
セベ・バレステロスのようなスイングにしたい
ビデオを活用して悪い動きの箇所を見つけ、その動きを正して、素振りで反復練習をすると、段々と正しい動きができるようになりました。
ボールを打つ練習では、簡単にフォームを変えることはできませんが、鏡を見ながら素振りをして、筋肉がスムーズに動くようになれば、悪い部分も短時間で治せるようになります。
当時理想としていたスイングは、世界一きれいなスイングと言われた「セベ・バレステロス」です。
彼のように流れるようなきれいなスイングになりたいと思っていました。
スイングを研究して行く内に、再現性や効率の良さを考えた場合、結局コンパクトでリピータブルでフォロースルーの大きなスイングに行き着きました。
コンパクトでリピータブルにしたお陰で、好不調の波が小さいゴルフになりましたので、月例でもいいスコアを出せるようになりました。
お陰でビッグキャリーゴルフショップを開店する頃にはハンデ5になっていました。
今では、好不調の波が小さい、コンパクトでリピータブルなスイングにして良かったと思っています。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。