プロゴルファー
もーりー
メジャー初優勝を逃がすも “NASA” の快進撃は止まらない!
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
サッカーワールドカップ(ロシア)の日本-ベルギーは、日本が2点を先制するも、終盤に逆転されての惜敗でしたね。
しかし日本代表の存在を世界に知らしめるにはこれ以上ない、というくらい素晴らしい試合内容でした。
いっぽうアメリカでは、女子プロゴルファーの畑岡奈紗選手が、41年ぶり日本人女子選手2人目のメジャー大会制覇を賭けてのプレーオフに挑みました。
プレーオフに敗れるも最終日に『64』!
アメリカ女子メジャー第3戦『KPMG女子PGA選手権』は、最終日に猛チャージを見せた畑岡奈紗選手を含む3人のプレーオフに。
結局プレーオフでは力尽き、樋口久子さん以来の日本人女子選手2人目のメジャー大会制覇はなりませんでしたが、改めて畑岡選手の勢いを感じさせる試合となりました。
最終日に叩き出した『64』のスコアは今大会ベストスコア。
5バーディーに2イーグル、メジャー大会最終日で2イーグルですよ!
ツアー初優勝した前週でも『63』を叩き出しましたし、本当に最終日に強いですね。
世界のトップにひけをとらない飛距離。
今大会終了後の時点で世界ランキングは12位、米女子ツアーでの賞金ランキングは2位となっており、ツアーの中心で戦っていると言っても過言ではないでしょう。
そんな畑岡選手が世界のトップと互角に渡り合い、今の成績をキープできている要因のひとつだと思われるのが“飛距離”。
ドライビングディスタンスは263ヤードで、ツアー全体の23位につけています。
さらにフェアウェイキープ率も70%前後と上位に顔を出しています。
宮里藍さんをはじめ日本人選手は外国人選手との飛距離差に苦しめられてきました。
畑岡選手の場合は外国人にひけをとらない飛距離がありますので、ショットで苦しむことが少なく、ストレスなく得意のグリーン上(パット)での勝負に持ち込めている印象です。
世界の、ゴルフ界の “NASA” としてさらなる飛躍を!!
前週の優勝に引き続き、今週も35度の猛暑と風の中での圧巻のプレー。
それに優勝1回で賞金ランキングが2位ということは、出場試合でコンスタントに結果が出ている証拠です。
もはや畑岡選手の強さは本物ですね!
昨年の強かった松山英樹選手を彷彿とさせますね。
そういえば同じスリクソンの契約プロである松山選手によく相談に乗ってもらい、いろいろアドバイスをもらっているようですからね。
“奈紗”という名前はアメリカ交通宇宙局(NASA)から名付けられたそうで、まさに世界の、ゴルフ界の“NASA”としてトッププロへの階段をかけ上がっている畑岡選手。
さらなる飛躍を、そしてメジャー制覇を期待しています!
頑張れ! 世界の“NASA”!!